一悟術

私と家族の物語(6)~「在り方」を本気で探し始めたニューヨーク~ 

2006年~2009年の3年間、夫の転勤で家族でニューヨークに住んでいました。

実は、この時ニューヨークで住んでいた場所は、

私が7歳の時に訪れた叔父の家のあった場所から車で10分ほどの所でした。

エジプトの時もそうですが、最初の訪問はまるで下見だったように感じました。

それほど、ニューヨークも私にとっては人生の転機の地として重要な場所だったのだと思います。

なぜなら、実際に私が「自分の在り方」を本気で探し始めたのは、

ニューヨークにいたこの3年間だったからです。

ニューヨークに来る直前にある男性との出逢いがありました。

それが師匠であり、ヒーラーの谷孝祐さんでした。

ニューヨークへの転勤が決まり、

「よかったら、遊びに来てください」と言って谷さんに連絡先を渡しました。

そして、ニューヨークに来て8ヶ月後に谷さんが本当に遊びに来てくれました。

しかし、谷さんが来る1週間ほど前から、なぜか私は原因不明の落ち込み状態になり、

食事がほとんど食べられなくなってしまいました。

せっかく谷さんが遊びに来てくれるのに申し訳ないと思いながらも、気持ちは落ち込んだままで、

周りの人たちが心配するくらい急激にゲッソリしてきました。

なんとか谷さんが来る前に治したいと思ったのですが、

どうしてよいか全くわかりませんでした。

そして、とうとう谷さんが来る日になってしまいました。

谷さんが夜の11時くらいに到着すると、

ひとまずお茶を出してたわいもない話をしました。

ひと通り話して、話すこともなくなってしまったので、

「実は私、1週間ほど前から変なんです・・・」と言って

原因不明の落ち込み状態について話しました。

それまでの私はとにかく行動的で、ニューヨークでもいろいろなところに出かけて行きました。

それが突然、「今まで自分がやってきたことは全部間違いだった!」という思いに襲われて、

それから全く行動できなくなってしまったのです。

谷さんはずっと話を聞いてくれて、

それから毎日、滞在中は午前3時・4時頃まで話を聞いてくれました。

谷さんの滞在中は、ニューヨークの私の友人・知人を紹介して

谷さんのリーディングとヒーリングを体験してもらいました。

そうしていくうちに私の落ち込み状態も改善しました。

ヒーリングのことを伝えて、受けてもらうことで、

私のように幸せを実感するする人たちが増えていくことに、心からの喜びを感じていました。

どうやら、1週間の落ち込み状態は

私が本来の在り方に立つ時期に来たことのサインだったようです。

谷さんが帰国する日に、改めて、

ヒーリングを広めたり、人々の意識の向上の手伝いをさせて欲しいとお願いしました。

谷さんは快諾してくれました。

それから谷さんは合計で7回ニューヨークに来てくれました。

私はアメリカでNPOを立ち上げたり、勉強会をしたりして、

ヒーリングを紹介しながら、意識を向上していくことの大切さを伝える活動をしていました。

アメリカでの活動は小規模でしたが、少しずつ広まっていきました。

まずは近所の日本人のママ友達にヒーリングと意識の話をしました。

最初は驚くのですが、そのうち興味深く聞いてくれて、実際にどんどん変化していく人も出てきました。

ある日本人の若いママさんは、旦那さんが怒ると怖くて言い返すことができず、

陰で旦那さんの愚痴ばかりを言っていましたが、

谷さんのヒーリングを受けて、私の勉強会に参加することで変わっていきました。

そして、ある日旦那さんがいつものように怒り出すと

「私はあなたのことが大好きです。

しかし、私は同じくらい自分のことも大好きです。

誰からも怒られたりバカにされるようなことはありません。

あなたが私を認められないのなら、子供たちをあなたに託します。

この半年間、私は子供たちに精一杯の愛情を注ぎました。

後悔はしません。離婚してください!」と言ったそうです。

すると旦那さんは驚いて、それ以来、彼女のことを尊重して大切にするようになったそうです。

それから、アメリカ人でもヒーリングを受けたり、NPOのイベントに参加してくれる人が増えてきました。

ニューヨークでの活動は、私の魂の成長に必要な活動を始めるきっかけになりました。

私の成長をサポートしてくれる夫も全面的に協力してくれました。

当時、小学生だった子供たちも私の成長を助けてくれて、同時に変化していきました。

私が自分の人生の目的を知って、魂の成長を意識し始めた時から、

「家族」の存在はさらに欠かせないものになっていきました。

それは、「最高に幸せな家族があってこそ、自己実現ができる」ということを、

この先も実感していくことになるからです。

次回は、子供たちとの絆についてお話しします(^^)

(向みどり http://ameblo.jp/kokorotabi/ )

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