一悟術

私と家族の物語(12)~本質的な幸せの世界~ 

いよいよ、「私と家族の物語」の連載も最終回を迎えました。
一年間お付き合いいただき、本当にありがとうございました。

この連載を始めた時、「一年後の私と家族はどうなっているんだろう♪」と
ワクワクしていたのを覚えています。

ヒーリングを受けたことで、まず夫と子供達との絆が深まりました。

それから、自分の軸が確立してきました。

そして、私を生んでくれた元の家族(両親と弟達)と
より良い形で再結成することができました。

去年の末に、私の個人的な癒しは完了し、次のステージに進む時がきました。

今年の最初に「2015年はどんなに幸せな年になるんだろう♪」と
期待に胸を膨らませていたのを思い出します。

しかし実際には、予想外の驚きの変化が待ち受けていたのですが・・・。

3月の最初に谷孝祐氏のビジネスマインド合宿セミナーに参加しました。

この合宿の前後に内面の大きな変化を体験しました。

本質的な幸せの世界へ入るという、人生で初めての変化でした。

そのために、あることと向き合わなければなりませんでした。

それは、「家族との関係を断つ」ということでした。

せっかく絆を深めてきた夫や子供達との
今までの関係を断たなければならなかったのです。

一般的に見ても、私の家族は仲が良く、関係を断つ理由などありませんでした。

しかし、本質的な幸せの世界に入るためには「一人で進まなければいけない」
という強い想いが心の深い部分から湧き上ってきました。

この春に、私と家族が経験したことについてはこちらをご覧ください。

『母子断絶の先の未来』
http://ameblo.jp/kokorotabi/entry-12004594310.html

『離婚する覚悟』
http://ameblo.jp/kokorotabi/entry-12010645344.html

家族との今までの関係を断って、本質的な幸せの世界をイメージしてみると、
映画『ハウルの動く城』に出てくるような扉が目の前に現れました。

「きっと、この扉の向こうに本質的な幸せの世界が広がっているに違いない!
そこは青い空の下にお花畑が広がっているような夢のような場所に違いない!」

そう思ってワクワクしながら「本質的な幸せの世界」への扉を開きました。

すると、そこに広がっていたのは・・・真っ暗闇でした。

漆黒の闇がどこまでも続く、完全な「無」の世界でした。

私はとても驚き、躊躇しました。

「家族との関係まで断って、たくさん手放してきたのに、これは何・・・?」

そして、今までにないほどの辛さと迷いを感じ始めました。

「今回は本当に辛い。
今までの方が明らかに幸せを感じていたのに、
今はその幸せもどこかへ行ってしまった。
自分がとても醜い人間に感じられ、
家族や周りの人達から嫌われる前に先に別れたいと感じる。
別れられないのなら、昔の自分に戻りたい。
成長したいとずっと思い続けてここまで頑張ってきたけれど、
もうそれもどうでもいい。こんな状態でも正しい状態なの?」

この想いを谷さんに伝えました。

すると、谷さんから返事が届きました。

「初めて本当の変化が起きるというのはそういうものです。
だから多くの人は今までの努力を無駄にして元に戻ります。
生き方そのものが問われる段階です。

醜くても嫌われても自分は自分で仕方ないと認めていきましょう。
それが自己否定から自己肯定にひっくり返るポイントです。
自分が自分の一番の理解者です。
ちなみに、本質的な幸せとは今までのようなものとは異なります」

本質的な幸せの世界は私にとって初めての世界なので、
イメージができなくて闇に見えていたのかもしれません。

本当はずっとずっと前(たぶん生まれてくるずっと前)から、
この世界を一つの目標にしてきたのかもしれません。

そして、深く考えてから決めました。

「ありのままの自分を認めて進もう」

そうして、私は扉の向こうに進みました。

するとそこは、何もない場所であり、
同時に、すべてのものがある場所でもありました。

「生み出される場所」というイメージです。

そこでは、何かを掴もうとしなくても、
手をお椀の形にすれば入っている状態なのです。

しかし、手の中に入ってきたものは拒むことができません。

本当に不思議な感覚です。

今は、その不思議な感覚のまま日常生活を送っています。

楽しい・幸せという明確な感覚がないので、
周りの人達の反応から判断しています。

「仕事をすると、関わった人達が喜んでくれているので成功したのだろう」

「家族をみると、それぞれが自分の才能を発揮して楽しんでいるので幸せなのだろう」

すべてのことが準備されていたかのように流れています。

私はただ、その流れを信頼しさえすればいいのです。

一年前や今年の初めに想像していたのとはかなり違いますが、
どうやら、私はとても幸せなようです(笑)

この最終話が配信される4月15日は偶然にも私の誕生日です。

本質的な幸せの世界に入ったことで、本当の人生がスタートしたのだと思います。

これからも私の中で「私と家族の物語」は続いていきます。

どこかでお逢いした時に、ご興味があれば
「あれから物語はどうなりました?」と気軽に聞いてください。

本質的な幸せの物語の続きをお話しできるように準備をしておきますね(^^)

一年間、「私と家族の物語」にお付き合いいただき、本当にありがとうございました。

皆さまとご家族のお幸せを心よりお祈りしております。

(向みどり http://ameblo.jp/kokorotabi/ )

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