一悟術

3.トラウマ、観念、感情の滞りによる肉体への影響について 

ストレスが原因と考えられている病気はたくさんあります。
現代社会を生き抜くためにストレスを避けることは難しいかもしれません。
誰しも過度のストレスを受けたくないですし、より健康でいたいものです。
でもストレスってなんでしょう?

疲労、睡眠不足、周囲の環境など肉体に直接影響するものもありますが、
自分のまわりの人間関係にまつわる想いや未消化な感情、
固定観念から自分自身で身動きを取れなくしていることも原因と思われます。
過度の緊張状態がからだに良くないイメージはつきやすいと思いますが、
ネガティブな感情を持ったまま、そこに自分が囚われたままでいたら、
からだは硬直し、血流は悪くなり、冷えとなります。

一般的には自分の感情や観念は本人にはなかなか気がつきにくいところがあります。
成長過程で感情を感じないようにしてきたこと、
固定観念で「こうあるべき」という想いが強すぎて、
出てくる感情をみないようにしていることが多いからです。

医学的にも過度のストレスが自律神経を乱し、
肉体に様々な不調を起こすことはわかっているものの、
それを改善させるところに取り組めないのは、
今までの医療のように何か外から与えられるもの(薬とか外科的手術をする)ではなく、
本人によるアプローチが必要であることや、
そもそも自分の感情、観念に気づけていないので
扱い方が難しくなっているのだと思います。

私自身、人との関わりの中で感情が揺さぶられ、怒りが出ると同時に
そんな自分がいけないのではないかと思う時、みぞおちのあたりが痛みます。
特に自分の中で被害者意識が強くなっている時、
他者からの「君のためにしているのに」なんて言葉に対し、
自分がコントロールされているような嫌な気持ちになり怒りが湧いてきます。
同時にそれに答えていない自分が悪いと感じたり、
人に対して怒りを出すことが悪いように感じて、
怒りを抑えようとして苦しくなってしまいます。

もっと奥を探れば、子供のころの親からのあなたはこうするべき、
こうでなければならないに反発する感情を抱きながら、
親の期待に答えられていない自分に否定的な想いがでて
感情を感じないようにしてきたのだと思います。

自分のからだの反応からも、通常診察で接する患者さんのからだの反応からも
実はこういった感情や観念、トラウマなどが関係していると感じています。

(レイチェル http://ameblo.jp/rachel-counseling/ )

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