一悟術

4.トラウマ、観念、感情の滞りによる肉体への影響について 

私は自分のあり方次第で自分の状態を良くも悪くも変化させることができると
思っています。それは心も健康状態も同じです。

私は過去に自分の感情や観念が人とのコミュニケーションのなかで
依存関係を引き起こし、進展しないような状況を起こしていました。

大量飲酒をして急性すい炎を繰り返して入院する方がいました。人間関係や
仕事がうまくいかずアルコール依存症で飲酒を繰り返してしまうとのことでした。

初回の入院時、すい炎は重症化して、死亡するリスクの高い状態で
集中治療室での管理でした。
一ヶ月ほど入院し再発防止のために生活指導、社会復帰のサポートなどの
対策をとって退院になったのですが、
退院した当日に大量に飲酒してすい炎を起こして救急車で戻ってきました。
私に泣きながら自分はダメな人間なんだとすがっていました。

私は何がその人を不安にさせるのか、また同じようなことを繰り返して
本当に死んでしまうのではないかと心配をして、
なんとか変えさせられないものかと考えていました。
傷つきやすいからやさしくしたほうがいいのかとか、
話をたくさん聞いたほうがいいのかとか考えたりしていました。

しかし二度目の退院から数日後救急車で運ばれてきました。
酔っ払いながら
「痛いよー。死にたいんだよー。」
と叫んでいました。
ちょうど居合わせた上司がその様子をみて、
「お前死にたいんだろ?じゃあ死ねよ。なに救急車よんでるんだよ。
その辺で野垂れ死のうと関係ねえよ。お前なんかに何もしねえよ。」
するとその人は急に黙りこんでしまいました。
その後病院に来ることはなくなりました。

自らを傷つけてダメな自分になることで
誰かがなんとかしてくれる状況を作っていたのかもしれません。
それによって自分の人生を自分で歩みにくくしていたのかもしれません。
実際のところその後どうなったのかはわかりませんが、
誰かがなんとかしてくれる状況でなくなった時に
自分の人生は自分でしか責任が取れないと、
どうすればいいか自分に意識が向いたのかもしれません。

私は私で誰かをなんとかすることで
自分の埋められないものを満たそうとしていただけだと思います。
やさしい人だと思われたいとか、頼られることで満足を得たいとか、
そんな気持ちが隠れていたと思います。

心配する人ー心配させる人、甘えさせる人ー甘える人という関係性を作って
自分に都合のいい状況で依存しあっていることって案外多いのかもしれません。

(レイチェル http://ameblo.jp/rachel-counseling/ )

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