一悟術

5.トラウマ、観念、感情の滞りによる肉体への影響について 

感情の滞り、固定観念などが原因で
自分の人生が身動きがとれないように感じることがあります。
一方、自分がとらわれているものに気づくと
自分の人生を切り開いていけるようになります。

私の出会った胃潰瘍の患者さんもその一人です。

胃潰瘍の原因に多いピロリ菌感染や薬剤の使用はなく、
時々潰瘍をくり返しているとのことでした。
ストレスも胃潰瘍のになりますと伝えたところ、
しばらく押し黙り、突然泣き出してしまいました。

話を聞くと単身赴任中の夫の義母と二人暮らしをしており、
その母が心を病んで自殺未遂をくり返しているとのことでした。
母を一人にさせてはいけないと不安で夜も眠れず、
何かあったら私の責任だと落ち込み、
仕事も手につかず、誰にも相談できず苦しかったと
ひとしきり泣いた後、ふと冷静になり、こんなに自分が泣くなんてと
安堵した表情になりました。
特に私から何かを伝えることはありませんでしたが、
その後は一人で抱え込まずに家族に相談しますと帰られました。

二週間後来院されたときは潰瘍の傷は閉じ、家族と相談後、
協力して母と付き添うようになり、
一人の時間が持てるようになったと笑顔で話をされていました。

多くの場合、感情を表に出すことは良くないこととされ、
自分の中に閉じ込めてしまいます。
出してはいけないと思っていた感情を一旦出すことで、
自分が何に思い悩んでいたか明確になることがあります。
今回もひょっとすると嫁としてこうあるべきとか
他人の責任を負わなければならない、人に頼ってはいけないといった
観念やエゴなどが作られていたのかもしれません。
自分の感情を出したことで、自分が何にとらわれていたのか気づき、
自分で解決策を導き出せたのだと思います。
しかし、闇雲に感情をぶつけると人間関係で衝突が起こります。

現在、感情カウンセリングという
クライアントさんが安心して感情を出せる場を提供し、
クライアントさん自信が自分の感情に気づき、
解決していくサポートをするカウンセラーが増えつつあります。
ストレスは自分の中のネガティブな感情を抑えつけている時に
感じることがあります。
感情を理解して、とらわれていることに気づくことで
ストレスによる病気も減っていくかもしれません。

(レイチェル http://ameblo.jp/rachel-counseling/ )

上に戻る