一悟術

5.美しくなって覚醒する 

魂を源泉とする生命のエネルギーは、川の水が上流から下流に向かって流れるように
無意識の領域から顕在意識、さらには肉体へと流れていきます。

流れる水がクリアであるほど、心身の美しさは増していきます。
ですから、川上の状態は川下の状態に対して大きな影響があります。

しかし、上流であるほど認識の及びにくい領域であるため、
なかなか思うようにクリアにすることが難しいのが実際でしょう。

一方、中流にあたる顕在意識は、認識やコントロールが可能な領域です。
そのため、この部分のクリアリングはとても重要になります。

特別なことを行うよりも、日常の習慣や心がけがものをいう部分だと思います。
まずは、この領域の感度を上げることが必要です。

わたしたちの日常の行動はルーティーンになっていることが多く、
無意識になりがちです。
たとえば歯を磨くとか、食事をするとか、椅子に座るなどです。
無意識行動をくり返すと、エネルギー状態はより固定化され、
気付きの感性も鈍ってしまいます。

そのため、無意識行動やパターン化した反応に気づくのは、
意識を浄化する最初の一歩と言えるかも知れません。
ですから、まずは自動化に気づくだけでも成功と言えます。

が、せっかく気づいたのですから、いつもと違った方法を行うのも、
意識を高めるトレーニングになると思います。

具体的には、歯ブラシと歯が擦れているところを想像しつつ歯磨きするとか、
利き手と逆の手で箸を持ってみるとか、
背筋を伸ばした状態をキープして椅子に座るなどです。

ふだんの会話も、あまり考えずに口が動くままに話していることがあるかも知れません。
そのような場合は、ていねいな言葉で話す、
否定的な言い回しをさけてニュートラルな表現を心がけるとか、
自分の感覚を正確に表現することなどを意識してはどうでしょうか。

自分の言葉は自分でも聞いています。
否定的な表現を使わないことは自己否定を増やさないことになりますし、
正確な表現は自己一致感を高めることに繋がると思います。

ネガティブな感情への対処は、この領域のクリアリングにとって、
中心となるアプローチです。
みなさんよくご存知と思われるため、このコラムでは割愛しますが、
自己成長的にも、美的にも役立つことなので、
力を入れて取り組んでいただきたいと思います。

これらのクリアリングが進むと、粗いエネルギーが減り、
全体的に細やかさが増してきます。
細やかなエネルギーは、品の良さとしてまわりの人に無意識的に認識されます。

ちなみに、前回の内容が「綺麗な支流の水を本流に注ぎこむ方法」であるのに対して、
今回の内容は「川の本流を浄化するアプローチ」という位置づけになります。

(橘クリス http://www.biq.jp/ )

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