一悟術

5.パートナーシップの落とし穴、そして穴から脱出大作戦 

さて今回は、恥ずかしい実体験の後編です。

関係初期の幸福な時期が過ぎるとトラブルが続発!

原因は「パートナーに理解されない限り自分は不完全だ」
という思い込みを抱えていたからだ、というのが前回の話。

パートナーシップ上のトラブルが、無意識の思い込みを
気づかせてくれた、というわけです。

さて、それからの変化ですが・・

●自分の価値に気づく

内面の取り組みを続けるうちに、
理解される/されないことと「自分の価値」には何の関係もない。
自分の考えや好みが彼女に理解されないからといって
自分の価値が減るわけじゃない、

という至極当たり前のことが、腑に落ちるようになりました。

●意地悪な綱引きがなくなる

この頃になると、
理解させようと相手を責めることも自然と減ってきます。

彼女も理解できないことで罪悪感を感じることが減り、
無理して合わせたり、背伸びすることもなくなりました。

お互い少しずつありのままでいられるようになっています。

●少しずつ与え合う関係へ
コミュニケーションの仕方も変わってきました。
「理解してくれ!」から
「これいいよ、よかったら試してみ。でもどっちでもいいよ」へ。

彼女も忙しい時は無視したり、生返事になったりしますが、
「まぁしょうがない。忙しいし。そもそも違う感性だ。」
と受入れられます。

時には冷たい空気が走る時もありますが、
まぁそれはおたがいさま。後を引かなくなりました。

ふたりの関係が、注意を「奪う/奪われる」という関係から、
互いに与えられるものを与え合う、受取りたいものを受取る、
という自由なものに変わりました。

すると面白いもので、以前より素直に相手を理解しようと
いう気持ちになっていることに気づきます。

この取組みを通じて、パートナーシップだけでなく
他の人間関係でも動揺することが大幅に減りました。
理解されようがされまいが、自己価値を自分で認めるように
なったからでしょう。

権威者に、親に、周りの人たちに否定されても、
世間に評価されなくても、

以前なら動揺していたことが気にならなくなり、
これまでとは全く違うレベルで安定するようになりました。

●チョーわがままな僕でもできたから大丈夫

それもこれも、
蜜月を過ぎトラブルを経験してもパートナーシップに向き合い、
ニーズを発見し、改善の取り組みを通して得られたこと。

当時を思い返しながら書きましたが、かつての「理解しろ!」
という圧力は我ながら、本当にわがままで酷かったと思います。

そんな僕でも変われたので、
この視点はみなさんにもきっと役立つと思いますよ。

次回、最終回はパートナーシップのさらなる可能性や展望を
綴ってみようと思います。どうぞお楽しみに。

(岡村茂 http://blog.shigeruokamura.jp/ )

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