一悟術

夏に食べたい!秋冬に備えて免疫力を高める食べ物。鍵は温活と腸活。 

2020年はコロナウイルスが大流行して大変な状況になっています。
夏場は落ち着くと思いきや感染者数が増えてきています。

このままでは秋冬が思いやられます。
秋冬の準備として夏場の体調管理は重要です。
けれど、夏場は、一年の内でも体調管理が難しい時期です。

さて、どうやって過ごしましょうか。

3か月先の体調は今決まる?

西洋医学的には、新陳代謝によってヒトの血液は100~120日で入れ替わるといわれています(原著不明)。
およそ3~4カ月。
血液は細胞に酸素や栄養を運ぶので、血液の入れ替わるタームで体も変化しているという考えかもしれません。

 

漢方的には、移り変わる時間の流れの中で体が季節に適応していく変化をみます。
夏の始めは暑さに慣れていないけれど、夏の終わりには暑さに慣れていますね。
この変化に大体3か月かかる計算です。

 

つまり、3か月先を整えるためには今が大切なのです。

夏をうまく乗り切ると、秋の始めの体調がよく、それが秋の健康の基礎になります。
続いて、秋の体調が冬の健康の基礎になっていきます
この当たり前を意識できている人は少ないです。

 

暑さと湿気が体力気力を奪う

一年のうち、夏の体調管理はとても難しいです。
というのは、暑さと湿気で体力も気力も消耗するからです。

体温に近い外気温、冷房の効きすぎた屋内。
温度差が大きいので、自律神経が乱れ体内環境をうまく調整できなくなります。

ついつい冷たい物を食べるため胃が疲れやすく、食欲も低下します。

夏バテです。

 

また、夏季うつといって、夏バテに似た症状の季節性感情障害というものもあります。
夏バテと違うのは、夏季うつでは気持ちの落ち込みがみられます。

 

温活

漢方では次のように考えています。

体の中にある水は、体全体に均一にあるのではなく、季節によって体の中を移動しています。
冬は体の奥深くに水は沈んでいます。
夏になると、暑さを外に逃がすために肌表(きひょう、体の表面)に浮いてきて、汗をかきやすくなっています。
汗腺も開きやすくなっています。

 

汗が通る道が開いているところに冷房の風が当たるとキュッと閉まって汗が出なくなります。
プラス肌表に浮いてきている水が冷えてしまいます。

冷房の涼しさが体本来の機能を妨げ、過度に当たると体を一層冷やします。

 

最近は男女問わず冷え性の方が多いです。
その方たちが冷房の風にさらされたら?
免疫力アップなど遠い話ですよ。

 

冷えウィークポイントをケアする

体温が平熱36℃台であっても、体の部位のどこでもが同じ温度であるとは限りません。
体温計で測った数値よりも、熱っぽいとか冷えている、冷たいといった感覚で自分の体をモニタリングする方が体調を捉えやすいです。

 

試しに、てのひらを自分の体のいろんな部位に置いてみましょう。
肩、首筋、腕、お腹、腰、太もも、ふくらはぎ、足首など。
どうですか。
温かく感じたり、冷たく感じたり。
部位によって違いますね。

 

冷たく感じるところ。
ここがあなたの冷えのウィークポイントです。

 

私は二の腕が特に冷たく感じます。
ここに冷房の風が当たると、みるみるうちに腕に氷を当てられたように冷たく感じ、すぐに風邪を引いてしまいます。
だから、ここをいかに冷やさないか、温めるかケアしています。

 

冷房も必要な季節。
自分の冷えのウィークポイントを知って、上着やストールで冷房の風が当たらないようにしましょう。
また、手でマッサージするだけでも血行がよくなります。
こまめなケアができるかどうかが鍵です。

 

冷たい物を飲み過ぎない

夏場はどうしても冷たい物を飲みたくなります。
かき氷やアイスクリームも欲しくなります。
冷たいビールをキュッと飲みたいですね。

 

けれど、冷たい物が直接入ってくる胃は冷えます。

 

胃は体の真ん中にある臓器です。
真ん中が冷えたら、当然、体全体も冷えてくるでしょう。

消化力が落ちます。
食欲が落ちます。
免疫力が下がります。

 

そこで、キンキンに冷えたものは控えたいものです。
でも、完璧を目指すのはやめましょう。
できないことにストレスを感じたら逆効果です。

キンキンに冷えたものを飲みたい時もあるでしょう。
本当に飲みたい時は飲んで、あと温活をしっかりする、そういうバランスを忘れないでください。

 

よくいわれるのは、飲み物は常温がベター
真剣に体調管理をしたい方には鉄則です。

 

夏の温活におススメな食べ物

夏が旬の果物や野菜は体を冷やすものが多いです。
自然の流れの中では、旬の野菜はその季節の体に適していて、しっかりいただくことで体が整うものです。

  • トマト
  • ナス
  • きゅうり
  • オクラ
  • ズッキーニ
  • とうもろこし
  • ゴーヤ
  • カボチャ
  • ピーマン
  • パプリカ
  • さやいんげん
  • 枝豆
  • モロヘイヤ
  • 紫蘇

ですが、現代の生活では自然を自然のままにいただくと逆効果ということがあります。
現代人は男女問わず、冷えている人が多いからです。
冷えている人が体を冷やす食べ物を食べるとダメなのは想像できますね。
特にサラダなどで生食するのは避けたいです。
口には美味しいですけど・・・。

 

夏の野菜もできるだけ熱を加えて調理し、体を冷やさない工夫をしたいですね。

 

夏場おススメなのは、色の濃い野菜で作るラタトゥイユ
熱の加わった野菜がたっぷりです。
熱を加えることで量をたくさんいただくことができます。
栄養もたっぷりです。

 

入浴はぬるめのお湯で

ぬるめのお湯にゆっくり浸かる入浴もリフレッシュできてよいですね。
ふーっと呼吸を深くし自律神経を整えましょう。
思った以上に冷房で体が冷えているかもしれません。
バスソルトを使うのもおススメです。

 

腸活

2108年NHKスペシャル「人体」『万病撃退!腸が免疫の鍵だった』
この番組はご覧になりましたか?
腸内細菌が、腸にある免疫細胞とネットワークを作って免疫力をコントロールしているという内容でした。

最近の研究では免疫の7割は腸で作られるといいます。
腸管免疫です。

腸が免疫を担当する体内最大級の臓器だとしたら、腸環境を見直すのはとても重要です。

 

生まれた時は腸内細菌はいなかった

赤ちゃんはお母さんのお腹の中で無菌で育ちます。
じゃあ、一体いつ腸内細菌が腸に住み着くのでしょうか。

出生直後からいろんな経路で細菌感染し、悪玉菌や善玉菌、日和見菌という普段は中立的な菌もいる中で、腸内環境が変化していくのですね。

 

腸内フローラは育てるもの

小腸から大腸にかけて、私たちの腸にはそれはたくさんの細菌が生きていて腸内環境を作っています。
電子顕微鏡で見てみるとお花畑のように見えるそうです。
お花畑のことを英語ではフローラ floraというので腸内フローラといいます。

 

腸内フローラを健康にとってよい状態に整えていくことは、あなたの腸という畑で腸内細菌の花を美しく咲かせることです。
畑がよくないと立派なお花は咲きませんね。

 

腸の状態をよくするためには前述の温活も欠かせません。
体が冷えると臓器のはたらきが低下するからです。

 

その他には、腸内細菌の餌(お花を咲かせる肥料)となるものを私たちが食べないといけません。
それを次に紹介します。

 

夏場、腸内フローラが喜ぶ発酵食品とネバネバ

よく、腸内フローラのために「生きた乳酸菌を腸に届けましょう」といわれます。
もちろん腸によい菌を畑に植えるのは大切なことです。
毎朝、ヨーグルトを摂る方も多いことでしょう。
発酵食品には善玉菌の乳酸菌が多く含まれています。

 

また、植えた菌が育つためには私たちがあるモノを食べないといけません。
実際には何を食べるのが良いかは個人差がありますが、一般的には食物繊維を取ることです。

 

食物繊維には水溶性と不溶性があります。
腸内フローラにとってよいのは水溶性食物繊維です。

  • オクラ
  • 海藻類
  • 納豆
  • 山芋
  • なめこ
  • モロヘイヤ などのネバネバは、水溶性食物繊維の宝庫です。

他にも

  • 豆類(大豆、ひよこ豆、いんげん豆、そら豆、金時豆など)
  • 根菜類(ごぼう、かぼちゃ、にんじん、切り干し大根など)
  • イモ類
  • 果物(りんご、ぶどう、いちじく、アボカド、プルーンなど) などがあります。

 

これらの食材は、和食献立に出てきそうですね。
和食、いいですよ!

ということで、私が夏場に一番おススメしたいのが、味噌
味噌は発酵食品であると共に、水溶性食物繊維が豊富です。
特に、豆味噌(八丁味噌)や麦味噌のお味噌汁な夏場によいと思います。

 

八丁味噌は、原料の大豆を発酵、長期間熟成されてアミノ酸がたっぷりです。
夏バテで弱った胃に優しい食べ物です。
ビタミン・ミネラルも豊富で、汗で失われた分の補給ができ、熱中症対策にも好都合。

 

麦味噌は、原料の大麦は食物繊維が水溶性も不溶性も豊富に含まれています。
水溶性は腸内細菌の餌に、不溶性は腸の動きを活発にしてくれます。

 

野菜やわかめ、豆腐など具沢山の味噌汁はまさに腸活

冷めた味噌汁も夏場は食べやすいですよ。
郷土料理で有名な冷や汁もいいですね。
冷や汁を熱いご飯にかけたらちょうどよい温度になりそう!

 

まとめ

秋冬に風邪、インフルエンザなどから身を守りたいなら夏場の過ごし方が大切です。
三か月先の体調は今作られています。
温活と腸活を取り入れて、夏バテをしない体、病気に負けない体にしていきましょう。

そのためのポイントをご活用ください。

 

 

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