一悟術

ウイルスや細菌と戦う!?知って欲しい、当たり前だけど大切な「予防」の対極。 

ウイルスや細菌の感染症の流行が長期化すると「この戦いはいつ終わるのだろう」と多くの人は考えます。

戦いだと思っています。
実際、最前線の医療現場では戦時下さながらです。

 

市中で人々は感染しないようにマスク、手洗い、うがい、人との濃厚接触を避けるなどの「予防」を心がけます。
医療関係者も政府もメディアも「予防」を叫びます。

予防は、読んで字のごとく「予め防ぐ」を意味します。
予防医学というように、予防は当たり前に語られるのですが、そもそもこの言葉がどうやって生まれたのかご存知でしょうか。

 

今回は「予防」が生まれてきたいきさつととその対極にあるものを紹介します。
言われてみれば当たり前のことなのですが、予防ばかりに目が向いていて忘れがちなことです。

 

健康を守るためにぜひとも読んでいただきたいと思います。

 

予防の語源は古代中国に

予防という言葉が初めて出てきたのは、古代中国の易(えき)の解説書「易経繋辞(えききょうけいじ)」です。

易とは、陰陽の組み合わせでこの世界の事象を占うものです。
易の成り立ちを説明し出すと大変なので、図形遊びしている感じで次の図を見てください。
チョンチョンとなっているのが陰、一本棒が陽です。

陰陽の組み合わせ

易では、チョンチョンと棒を3つ組み合わせた卦(け)を自然の象徴とします。
例えば、チョンチョン、棒、チョンチョン(陰・陽・陰)となればを表します。
は、棒、チョンチョン、棒。

同じようにして、天、沢、火、雷、風、山、地を表し全部で8つの卦を作ります。
八卦占いとか八卦見とかいいますね。

易が示す最高の卦とは

易の解説書「易経繋辞」の中に64通りの卦が記されています。
八卦を二つ重ねて、8×8で64通りの組み合わせを作ったものです。

先ほどの火と水を重ねると「離坎既濟(りかんきせい)の卦」という卦になります。
別名「水火既済(すいかきせい)の卦」といい、下の図のように、火を下に、水を上にしたものです。


既済とは「既に済んだ」で「完成」を意味します。
普段の生活で、火が水の上に置かれることはまずありませんよね。
火が下で水が上にくるのが自然な、正しき位置となります。
したがって「完成」しているわけです。

卦を見ても完成された美しい配置に感じられませんか。

 

最高に達した後は、、、

物事の変化において完成形になることは最高点に到達したということです。
次に何が起こると思いますか。

 

残念なことに、最高点に達したら次は下降する方に転じるのが自然です。

 

水火既済の卦は、火の上に水があり、火が燃えて水を温めることができます。
でも。
この状態を放置すると、水は沸騰してそのうち鍋は空焚きとなり、やがて火事になります。

火事になったら大変ですね。
そこで、この後に起こるであろう大変な状況を想定して「予め防ごう」ということなのです。

 

これが「予防」の成り立ちです。
最高の卦が出ても喜べないですね。

 

予防と対になるもの

予防と対になるものは一体なんでしょうか。
それを考えるために万里の長城を例に話を進めましょう。

万里の長城は予防策(柵)

2020年3月18日、中国外交部が新型コロナウイルスのパンデミックに対してこう述べています。
「国際社会は緊迫感と責任感を持って行動を急ぎ、感染症予防・抑制の統一戦線と『長城』を築き、地域や世界の公衆衛生上の安全を共に守っていくべきだ」と述べたそうです。
中国国際放送局 「国際社会で感染症対策の「万里の長城」を築こう=外交部」

 

かつて秦の始皇帝が北方の異民族が侵攻してくるのを迎撃するために壮大な万里の長城を築きました。
侵攻してくるものを「予め防ぐ」柵、つまり予防策が万里の長城だったのです。

 

「攻めてくるやつが悪い」のです。

 

現代医学ではどうでしょうか。
万里の長城と共通するところがあると思いませんか。

 

マスク、手洗い、うがい、消毒、人との接触を避けるなど、自分の外にあるモノを防ぐことに力が注がれます。
病気になるのは、ウイルスや細菌が悪い、ヒトは悪くないという考え方です。
ウイルスや細菌が存在するから病気になるのだから排除しよう!という発想です。

人の生き方でいうと、
・お前が悪いことするから迷惑被るんや。
・お金がないから幸せになれないの。
・上司が阿呆だから私が忙しくなるの。
・あんたが幸せにしてくれないから不幸なの。
・誰も声をかけてくれないから独りぼっちなの。
みたいなものです。
自分以外のもののせいにするのです。

 

柵の内側から滅びた秦

世界遺産となるくらい立派な万里の長城。
長城は、果たして異民族を防ぐことができたのでしょうか。

 

始皇帝の死から4年、秦は滅亡します。
その理由は、万里の長城や始皇帝陵(墓)などの土木事業が国民を疲弊させたのが一因だといわれています。
外敵ではなく、柵の内側から滅んでいったのです。
これは異民族が悪いわけではなく、国の力が耐えられなかったわけです。
自らを充実させることができなかったからです。

 

ということで、自分の外側に原因を求めるのが予防なら、自分の内側を見ることが対となります。
何があるでしょうか。
考えてみてください。

思いつきましたか。

実は、古代中国には、予防の対になる考え方もちゃんとありました。
未病という考え方なのですが、現在の日本でいわれる未病とは意味が異なるので、ここでは触れず、違う言葉で表してみます。

 

今、目を向けたいものは「いのち」

答えを言ってしまうと「いのち」です。
「いのち」は医学的には明確に説明できません。
けれど、あるのは皆さんわかりますよね。

 

病気が治るか治らないかは、その人に生きる力があるかないかです。
侵入してきたウイルスや細菌に対抗できる「いのち」であるかどうかです。
ウイルスや細菌の問題ではなく、自分の問題なのです。

 

「予防」で病原体を防ぐことはもちろん大切ですが、もし、侵入してしまっても「いのち」が充実していれば病気を乗り越えることができます。
「予防」と「いのち」が二つとも機能してくれたら、内と外の両方から感染症に対峙できるのです。

 

そのように私は考えています。

 

予防ばかりでは限界がやってきます。
「いのち」のポテンシャルをどうやって存分に引き出すか
それが重要です。

 

どうか、忘れないでください。
予防だけではなく、自分の「いのち」のはたらきが大切だということを。

 

「いのち」のポテンシャルを引き出す

最後に簡単ですが、「いのち」のポテンシャルを引き出すポイントだけ示しておき、今後のコラムに委ねたいと思います。

さて。
健康にフォーカスすると「いのち」のポテンシャルには、生きる力、生命力、自然治癒力、抵抗力、免疫力、自己治癒力などが含まれます。
これらをあげるためには、次の二つの方向性があります。
どれも一朝一夕にはできませんが、少しずつでも取り組みたいポイントです。

体の状態を整える

体の状態を整えるために、①水を含む食生活、②睡眠を含む休養、③適度な運動が真っ先にあげられます。
他には、腹式呼吸、住環境の整備など。

心の状態を整える

心を整えるには、①感情のクリアリング、②心の傷を癒す、③思い込みを書き換えるなどをして悩みから解放されることです。
自分と向き合うことです。

心の状態を整える方法として、私は一悟術ヒーリング、感情カウンセリングの手法を使っています。
ご興味のある方はお問合せください。

 

まとめ

予防をどれだけ尽くしてもウイルスや細菌をゼロにすることはできません。
なので、予防だけでなく、違う手立ても考えましょう。
予防の対極として「いのち」を考え、自分の「いのち」のポテンシャルを引き出すことを考えていきましょう。
それを得られたら、感染する不安や怖れは減じるはずです。

 

 

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