一悟術

「人生に疲れた」あなたを癒す、南の島のリトリート 

羽田から機内に乗り込むと耳に入ってくる三線(さんしん)の音色。

パブロフの犬じゃないけど、関東から石垣島に戻るとき、飛行機に乗ったこの瞬間もう島にたどり着いたかのように、心がフワリとゆるむのを感じます。

石垣島に住んで丸三年。
島で生まれ育った訳でもないのに、遠くに出かけて戻るときには、自分の本当のホームに戻るような、緊張が解けて体ごと安堵するような感覚になるのは不思議なものです。

リトリートという言葉は、退去、隠れ家、避難所、というのがそもそもの意味なのだけど、つまるところ「自分の忙しい日常や役割」から一度離れて、日常を丸ごと忘れられる場所で自分を取り戻したり、リセットするための旅のこと。

私の住む石垣島は、そんなリトリートにはぴったりの場所です。

夏の観光シーズンには、たくさんの観光客が訪れますが、(人口5万人弱の島に年間140万人の観光客!)、実は冬の石垣島こそリトリートにはおすすめ、と個人的には思っています。

この記事では、「真実を生きる人を招く島」とも言われる^^石垣島でのリトリートの魅力について書いていきます。

南の島の魅力

石垣島の空港の名称は「南ぬ島 石垣空港」、’南ぬ島’は’ぱいぬしま’と読み、’南の島’の方言です。

’南の島’というくらいですから、言葉のイメージ通り一年を通してあったかいです。

冬でも長袖シャツ一枚で十分なくらいで、これを書いているのは1月の下旬ですが、毎日20度前後という感じです。

(20度を切ると、なぜか島では’寒い’と感じます。上はダウン、でも下は短パンに島ぞうり、という不思議ないでたちの島の人を外で見かけるようになります^^)

真冬でも身が締まるような寒さがないというのが、南の島がいつ訪れても「心も体もほぐれてリラックスできる」理由の一つなのかも。

それからいうまでもなく、南の島では一年を通して大自然の持つ美しさを存分に堪能できます。

青い海、白い砂浜、圧倒されるような満天の星空(ここ八重山諸島は2018年に日本で初めて認定を受けた星空保護区)

島の大部分を占める手つかずの自然のなかに息づく、生命力に溢れた植物たち。
ダイバーを魅了する目にも美しい海の生き物に、山に暮らすたくさんの虫に野生の鳥に動物たち・・

特に島の人口の90%が住むと言われている市街地(島の中の小さなエリア)を一歩離れると、人工的な情報の刺激はほとんどなくなります。

民家もお店の看板も信号もない、サトウキビ畑や牛舎以外に目に入るのは、山々とうっそうとした南国の植物たち、広い空、遠くに見えるブルーグリーンの海、そんな道が延々と続きます。

私が都会に出ていつも感じるのは、絶えず目に飛び込んでくる情報量の多さ。

そうでなくてもインターネットやスマホの普及で、四六時中情報の海にさらされているような生活なのに、これじゃ神経が疲弊しないわけがないなぁ、と。

もちろんそのおかげで島暮らしにはない便利で快適な生活ができるのだけど、ときには入ってくる外からの情報をミニマムにして、大自然の中に身を置くことができれば、心と体の疲れも自然と癒えて、人生に本当に必要なものを自分の中に見出すことができるかもしれません。

私にとっての石垣島

3年前に関東から石垣島に家族で移住して、私自身が変わったことと言えば・・

まず最初の頃は、関東の友人知人に会うたびに、「雰囲気変わった」「顔が変わった」といつも言われていました。

単に強い紫外線に年中さらされて色が黒くなったとか、どこに行くのも車ばかりで体重が増えたとか、もちろんそういうのもあったとは思いますが 笑

どっしりと落ち着いた感じ、毒が抜けて?穏やかになった、自然体でよりリラックスした雰囲気になった・・

より「島の人っぽくなった」、どうもそういうことだったようです。

自分として気がつくところでは、

お洒落をしなくなった(人目をさほど気にしなくなった?)、物欲がなくなった(そもそも物欲を駆り立てられるほどお店もない)、いろんなことに執着がなくなった、ガツガツしなくなった・・

などの変化を感じています。

こういった変化の原因は、島の豊かな自然や気候のせいももちろんあるとは思うけど、島に住む’人’の影響もきっと大きいのでは?とも。

沖縄の人のイメージというと、よく言われる「なんくるないさー(なんとかなるさ)精神」という感じで、穏やかで細かいことを気にしない、というものが強いかもしれませんが、石垣島の人々の性質はそれとも少し異なる気がします。

というか、沖縄にはたくさんの離島がありますが、実際のところ島ごとに島民の方の顔や気質に異なる特徴があるように感じるのです。

(それぞれにルーツが違うので当たり前と言えば、当たり前かもしれませんが^^;)

だけどなんとなく共通するものもあって、ざっくりいうと「島の人はあったかい」という点です。

それはきっと、飛行機や船がないと外に出ることができない島だからこそ、人間同士の自然な「助け合い精神」が昔から当たり前に根付いているからだと思うのです。

良い意味で昔ながらの「コミュニティ(人の繋がり)」がちゃんと生きている、というか。

人と人との繋がりを感じられるというのは、些細なようだけど、ヒトが安心して生きられることの基本中の基本になると思うので、

そういった目に見えない「安心感」「信頼感」がベースとなって、ここにいると「飾らない自然体の自分でリラックスして暮らせる」というところにつながっているのかもしれません。

リトリートってどんなもの?

さて、豊かな自然に彩られる美しい風景に温暖な気候、穏やかであったかい島の人など、南の島で現代人が癒される理由について書いてきましたが、ではでは普通の観光旅行とリトリートって、何か違いがあるのでしょうか?

リトリートの本来の意味は冒頭に書いた通り「退去、隠居、避難」のようなものです。

欧米をはじめ日本でもここ数年の間耳にするようになった「リトリート」には実は欠かせない要素があって、それは「ウェルネス(心と体、広い意味での健康)」を目的にしているということ。

観光旅行の場合は、その土地の名所を見て回ったり、そこでしか食べられない美味しいものを楽しむというような「新しい刺激」を求めることが多いのに対して、

リトリートの場合は、ヨガをしたり体に良い食生活をしたり、(または健康のための断食を目的にしたものもあります)自然浴をすることでリラックスするなど、とどちらかというと精神的な「高揚」というより「沈静」の方にベクトルが向くものがほとんどです。

現代人は日常から離れるだけでも自然とリラックスできるという研究結果もあるようですが、リトリートの場合は空気の良い静かな場所で心と体の緊張を解いて、より深いリラックス状態で過ごすこと自体を目的とする、そんなイメージです。

そうすることで、自分を内観しやすかったり、より大きな視点や普段とは異なる視点から人生を眺めたり、それまでの悪習慣(行動レベルでも思考レベルでも)から自然と脱しやすくなったりと、

旅から戻ったときに日常のルーティンに単に戻るのでなく、以前に比べてより良い状態で日常生活が送れることを目指します。

旅で人生が変わる理由

リトリートに限らず、旅には人生を変えるきっかけになる出来事や、それまでの価値観が覆されるような出会いがあることが珍しくないと思います。

日々の役割から解放される旅先では心がオープンになりやすいのか、日常の自分とは異なる自由で無邪気な自分を感じられたり、心を打つ美しい光景や地元の人との触れ合いに、素直に心が癒されることもきっとあるはず。

成田空港にある’ナリタリストロード’を知っていますか?

この通路に並ぶポスターパネルの言葉たちが個人的に大好きなので、ここでいくつか引用しておきます。

 

  • 今まで見たことのない景色を見ていたら、今まで見たことのない自分が見えてきた。
  • 自分の常識が通じないとき、縛られた常識から自由になれる。
  • いつも見ているはずの太陽が、こんなにも綺麗なことに気づいた。
  • 景色がちがう、音がちがう、匂いがちがう。5感が反応しっぱなし。

参考:【完全保存版】新名所!旅人の心に響くと話題のナリタニストロードの全ポスターパネルまとめ

 

旅に出るということは、自分の知らない世界に飛び込むようなもの。

そのこと自体が「生まれ変わる」ことに近いぐらいの、良いショックを自分に与えてくれるのかもしれませんね。

まとめ

日本にある楽園、南ぬ島(石垣島)でのリトリートの魅力について書いてきましたが、「石垣島ってそもそもどこにあるの?遠いでしょ、っつーか高いでしょ」という声も、きっとあるかと思います。

石垣島は東京からははるか2000km、沖縄本島からも400kmほど離れた、台湾にほど近い沖縄県に属する小さな離島です。

離島とは言え、実は石垣島へは羽田や成田、関空、名古屋、福岡から各航空会社(LCC含め)から毎日直行便が出ています。

(羽田から石垣は2時間半から3時間、料金は、早めに予約することで大手の航空会社でもかなり安くチケットを取ることができます。

また、主要都市からは航空券とホテルつき2〜3泊ぐらいの格安パッケージツアーも一年を通して豊富に出ているようです。)

人生に疲れたあなたをリセットするために日常を離れるには十分な距離ですが、交通の便は実はそれほど悪くない、それが石垣島が人生を変えるリトリートにはぴったりという、もう一つの理由です。

心も体も癒してくれる優しい風に吹かれて、南の島で新しい人生のビジョンを胸に描きませんか?

最後にもう一つだけ、ナリタニストの言葉をご紹介しておきますね。

旅をしようと決めた瞬間から、もう、あなたは変わってる

リトリートに興味を持ったら、こちらの記事もぜひ参考に。

「心が疲れた」あなたを癒す’極上リトリート’のすすめ

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