出雲大社の行き方ナビ：東京・大阪からのアクセス。電車、バス、車、飛行機どれで行く？

出雲大社への行き方を調べるとき、こんな疑問を持つことはありませんか？

初めて訪れる場所だからこそ、具体的なアクセス方法や所要時間、交通手段の比較が気になりますよね。

私も初めて出雲大社に参った時は、大阪からどうやって行くか散々調べたものです。

この記事を読むことで、出雲大社への行き方についての悩みが解消され、スムーズに訪れることができるようになります。

あなたの縁結びの旅に役立ったらとても嬉しいです！

出雲大社とは

出雲大社は、日本有数のパワースポットとして多くの観光客に親しまれています。

出雲大社は一般的に「いずもたいしゃ」と呼ばれていますが、正式には「いづもおおやしろ」といいます。

ご祭神は大国主大神「おおくにぬしのおおかみ」で、縁結びの神さまとして有名です。

「だいこくさま」として広く親しまれています。

出雲大社への行き方を徹底解説

出雲大社への行き方を電車、バス、車、飛行機といった主要な交通手段ごとに詳しく解説します。

電車で出雲大社へ行く方法

出雲大社へ電車で行く場合の基本は
・JR出雲市駅⇒（一畑電車乗り換え）⇒出雲大社前駅⇒徒歩10分でご本殿
・出雲市駅からは、路線バスの利用可

東京方面からの電車　新幹線＋特急やくも

東京から出発する場合、新幹線を使って岡山まで行き、そこからJR特急やくもに乗り換えます。

所要時間	東京駅から出雲大社まで約7時間
料金 おとな１人 片道	新幹線＋特急やくも　約2万円 一畑電車　500円

東京方面からの電車　寝台特急サンライズ出雲

サンライズ出雲は、東京駅から出雲市駅まで乗り換えなしに行くことができる寝台特急です。

停車駅は次の通りです。

東京━横浜━熱海━沼津━富士━静岡━浜松━※大阪━※三ノ宮━姫路━岡山━倉敷━備中高梁━新見━米子━安来━松江━宍道━出雲市

※下り列車（東京⇒出雲市）は、大阪、三ノ宮には停車しません。

所要時間	東京駅から出雲大社まで約13時間
料金 おとな１人 片道	サンライズ出雲　16,040円～ 座席、寝台個室によって料金が変わる

大阪方面からの電車　新幹線＋特急やくも

大阪から出発する場合、新幹線を使って岡山まで行き、JR特急やくもに乗り換えます。

所要時間	新大阪駅から出雲大社まで約4時間半
料金 おとな１人 片道	新幹線＋特急やくも　約1万円 一畑電車　片道500円

京都からの電車　WEST EXPRESS 銀河

ＪＲ西日本の長距離列車「WEST EXPRESS 銀河」の山陰コースが期間運行されています。

2024年の運行状況は次の通りでした。

2024年3月18日～6月26日

京都⇔出雲市 【下り】京都駅21:15⇒出雲市駅9:39 【上り】出雲市駅15:52⇒京都駅6:43

九州方面からの電車　新幹線＋特急スーパーおき

九州からは新幹線を使って新山口まで行き、JR特急スーパーおき（２両編成）に乗り換えます。

所要時間	博多駅から出雲大社まで約5時間
料金 おとな１人 片道	新幹線＋特急スーパーおき　約1万2,000円 一畑電車　片道500円

高速バスで出雲大社へ行く方法

高速バスを利用して出雲大社へ行く場合、繁忙期には早めの予約がおすすめです。

バス移動は長時間になりますが、夜行バスを利用することで宿泊費を節約できます。

東京方面からの高速バス

東京方面からの高速バスは２社あります。

【WILLER EXPRESS】
夜行便があります。

所要時間	乗車時間：13時間20分（バスタ新宿〜出雲大社神門通り）
料金 おとな１人 片道	WEB得、繁忙日、学割、座席タイプなどで料金が変動のため要確認 7,900～18,300円

【中国JRバス「スサノオ号」】
夜行便があります。

所要時間	乗車時間：12時間20分（東京駅 八重洲口〜出雲大社）
料金 おとな１人 片道	特割、座席タイプで料金変動のため要確認 10,300～15,800円

大阪方面からの高速バス

大阪方面からの高速バスは３社あります。

【WILLER EXPRESS】
昼行便、夜行便があります。

所要時間	乗車時間：6時間30分（大阪梅田〜出雲市駅南口）
料金 おとな１人 片道	WEB得、繁忙日、学割、座席タイプなどで料金が変動のため要確認 4,400～6,200円

【中国JRバス】
昼行便、夜行便があります。
便によっては京都駅発があります。

所要時間	乗車時間：5時間30分（大阪駅JR高速バスターミナル〜出雲市駅）
料金 おとな１人 片道	学割、特割、座席タイプで料金変動のため要確認 4,760～6,500円

【阪急観光バス】
昼行便、夜行便があります。

所要時間	乗車時間：5時間30分（大阪（阪急三番街）〜出雲市駅）
料金 おとな１人 片道	学割、特割、座席タイプで料金変動のため要確認 4,500～6,800円

中国 広島方面からの高速バス

広島や福岡からも高速バスが出ており、所要時間はそれぞれ約3時間半、9時間半です。

【中国JRバス】
昼行便があります。

所要時間	乗車時間：3時間30分（広島駅 新幹線口〜出雲市駅）
料金 おとな１人 片道	基本4,200円

九州 博多方面からの高速バス

【中国JRバス 出雲ドリーム博多号】
夜行便があります。

所要時間	乗車時間：9時間30分（博多バスターミナル〜出雲市駅）
料金 おとな１人 片道	早売などで料金変動のため要確認 5,600～10,200円

出雲市内の路線バス

JR出雲市駅北口にあるバスターミナル ①乗り場から一畑バス路線バスに乗ります。

・大社・日御碕線（１時間２本程度運行）

下車停留所は出雲大社バスターミナルもしくは正門前
バス料金は、片道500円程度です。

【参考リンク】
一畑バス株式会社

車で出雲大社へ行く方法

車でのアクセスは、出発地や時間に応じて自由に移動できる点が魅力です。

特に家族連れやグループ旅行の場合、荷物が多くても気軽に移動できるため便利です。

また、道中で観光スポットに立ち寄ることもできるので、旅の楽しみが広がります。

ナビを活用し、安全運転で出雲大社を目指しましょう。

例	所要時間	ルート	有料道路料金
新宿区～出雲大社（約850キロ）	10時間30分	東名⇒名神⇒中国道⇒米子道⇒山陰道	17,660円
大阪市中心部～出雲大社（約320キロ）	4時間20分	阪神⇒中国道⇒米子道⇒山陰道	約8,000円

出雲大社の駐車場事情

出雲大社には無料の駐車場が用意されています。

• バスターミナル近くの大駐車場（約385台）
• 勢溜の大鳥居東側に思いやり駐車場（20台）
• 混雑時は臨時に第２駐車場（約360台）

また、参道沿いにも民間の有料駐車場が数カ所あります。

観光シーズン、特に神在月（旧暦10月）はとても混雑し、交通規制があります。

【参考リンク】
出雲大社周辺駐車場・交通情報ガイド

飛行機で出雲大社へ行く方法

出雲縁結び空港

飛行機を利用する場合、出雲縁結び空港が最寄りの空港となります。

期間運行便を含め、日本各地から直行便が発着しています。

※沖縄からは福岡空港乗り継ぎで出雲空港へ行くか、福岡空港から博多駅へ移動し、新幹線で岡山、岡山から伯備線・特急で出雲市駅へ行くことができます。

航空会社	JAL（日本航空）および系列　／　FDA（フジドリームエアラインズ）
発着地	札幌（新千歳）、東京（羽田）、静岡、名古屋（中部、小牧）、大阪（伊丹）、隠岐、福岡

	所要時間	航空会社	おとな1人片道
東京（羽田）	1時間30分	JAL	10,000円台～45,000円台
名古屋（中部・小牧）	1時間	FDA	10,000円後半～28,000円
大阪（伊丹）	50分	JAL	8,000円台～20,000円後半

空港からは、出雲一畑交通「空港連絡バス」で出雲市駅や出雲大社までアクセスできます。

路線	区間	所要時間	おとな1人片道
出雲空港⇔出雲市駅線	出雲空港⇔出雲市駅	30分	720円
玉造温泉⇔出雲空港⇔出雲大社直通バス	出雲空港⇒電鉄大社前駅、正門前、出雲大社	40分	900円

米子鬼太郎空港

島根県のお隣、鳥取県の空港ですが、次の観光先に近い空港となります。

• 美味しい魚介と水木しげるロードの鳥取県「境港」
• 出雲大社両参りの島根県松江市「美保神社」
• 日本屈指の美術館の島根県安来市「足立美術館」

出雲大社への交通手段の比較

出雲大社への行き方には、電車、バス、車、飛行機と様々な交通手段があります。

それぞれの移動方法には、所要時間や費用、利便性に違いがあります。

交通手段の所要時間と費用の比較

各交通手段の乗車時間と費用を表にしました。

東京方面から

交通手段	出発地	乗車時間	費用（おとな１人片道）
新幹線＋特急	東京駅	約6時間半	20,000円超
バス	東京（バスタ新宿、八重洲口）	約12時間	約10,000円
車	東京都新宿区	10時間30分	17,660円
飛行機	羽田空港	1時間30分	10,000～45,000円超

大阪方面から

交通手段	出発地	乗車時間	費用（おとな１人片道）
新幹線＋特急	新大阪駅	約4時間	約12,000円
バス	大阪駅周辺	昼便：約5時間半～6時間半	4,500円～
車	大阪市中心部	約4時間半	約8,000円
飛行機	伊丹空港	50分	8,000～20,000円後半

次に、各交通手段のメリットとデメリットを詳しく見ていきましょう。

各交通手段のメリットとデメリット

出雲大社へ行くための各交通手段には、それぞれ利点と欠点があります。

以下の表で、各方法のメリットとデメリットを比較し、最適な選択をするための参考にしてください。

交通手段	メリット	デメリット
新幹線 ＋特急	速くて快適、景色が楽しめる	料金が高い、乗り換えが必要
夜行特急	移動が楽、宿泊費節約	予約が取りにくい
バス	料金が安い、夜行バスで宿泊費節約	所要時間が長い、快適さに欠ける
車	自由に移動できる、荷物が多くても安心	運転の疲れ、駐車場の確保が必要
飛行機	遠方からの移動が速くて楽	料金が高い、便が少ない

出雲大社周辺の観光スポット

出雲大社を訪れたら、周辺の観光スポットも見逃せません。

神話の舞台として有名な出雲大社だけでなく、美しい景色や歴史的な場所がたくさんあります。

ここでは、出雲大社周辺のおすすめスポットをいくつか紹介します。

これらの場所を訪れることで、出雲の魅力を存分に堪能できるでしょう。

出雲大社近くのおすすめスポット

出雲大社周辺には、訪れるべきスポットが多数あります。

これらのスポットも一緒に訪れることで、より充実した旅行となるでしょう。

ＪＲ旧大社駅

旧大社駅は、重要文化財に指定された歴史的な駅舎で、その和風建築にタイムスリップしたような気分を味わえます。

※現在、重要文化財旧大社駅保存修理工事を実施しています。
工事期間中は、重要文化財旧大社駅本屋の外観及び内部の見学はできません。
【工事期間】令和3年2月1日～令和7年12月20日（予定）

古代出雲歴史博物館

島根県立古代出雲歴史博物館は出雲大社のすぐ東側にあります。

出雲大社と島根県の豊かな歴史や文化が紹介されています。

ここでは、荒神谷遺跡から発掘された358本の銅剣（国宝）や、加茂岩倉遺跡で発見された日本最多の39個の銅鐸（国宝）が展示されています。

また、かつての出雲大社の壮大な建築を思わせる巨大な宇豆柱（重要文化財）も見ることができます。

稲佐の浜

出雲大社ご本殿から西へ徒歩20分の海岸線の美しい浜は日本の渚百選に選ばれています。

稲佐の浜は、国譲り神話の舞台であり、神在月には八百万の神々をお迎えする神迎え神事が行われます。

浜に見える弁天島には豊玉毘古命を祀る小さな祠があります。

夕日の名所としても有名で、訪れる価値があります。

日御碕神社、日御碕灯台

出雲大社の参拝後は、日御碕神社と日御碕灯台がおすすめです。

日御碕神社の朱色、灯台の白色、空と海の青さが美しいエリアです。

タイミングが合えば出雲神楽の鑑賞がおすすめです。

日御碕神社では、6～11月の夕刻に月１～２回、出雲神楽定期公演が催されています。

その舞を見ることで、出雲の文化に触れることができます。

足を延ばして行きたい場所

次に、出雲大社から距離はあるけれど訪れたい場所をご紹介します。

松江城

松江城は松江市内にあり、出雲大社から車で約1時間の距離です。

日本百名城の一つであり、天守閣からの眺めは素晴らしいです。

宍道湖

宍道湖は美しい湖で、特に夕日の景色が有名です。

湖畔には温泉地が点在しており、湖を見ながらゆったりとした時間を過ごせます。

出雲大社からは電車や車でアクセス可能です。

足立美術館

安来市のある足立美術館は、日本庭園と美術館が一体となった施設で、四季折々の美しい庭園が楽しめます。

ここも出雲大社から車で約1時間の距離にあります。

庭園の美しさとともに、横山大観、竹内栖鳳、上村松園、橋本関雪、川端龍子、榊原紫峰、伊東深水など日本の近代日本画を堪能できる場所です。

出雲大社周辺での楽しみ方

出雲大社周辺には、歴史や文化と自然が調和した楽しみ方がたくさんあります。

出雲大社の周辺には美しい自然が広がっており、散策を楽しむのも良いでしょう。

出雲大社の松の参道を歩くことや稲佐の浜でのビーチウォークで、リフレッシュすることができます。

出雲大社周辺の川には夏（6月）は蛍が見られます。

自然の中で過ごすことで、心身ともに癒されるでしょう。

さらに、出雲大社近くには多くの土産物店や飲食店があり、地元の名物を楽しむことができます。

出雲そばや出雲ぜんざいは、訪れたらぜひ味わいたい名物です。

地元の味覚を堪能することで、出雲旅行が一層思い出深いものになるでしょう。

まとめ：出雲大社への行き方

出雲大社への行き方について、電車、バス、車、飛行機の各交通手段の詳細とそのメリット・デメリットを紹介しました。

また、周辺の観光スポットや楽しみ方も多数紹介しました。

出雲大社への最適なアクセス方法を見つけ、素晴らしい旅を楽しんでください。