一悟術

わけもなくイライラするのは親子関係が原因かも。過干渉な親に育てられた人の特徴 

普段は落ち着いていておとなしい方で、どちらかと言うと無感覚なのに、たまに理由もなくイライラすることってありませんか?

そういう時は何かちょっとしたことでも、コントロールが効かなくなったり、全てを壊してしまいたくなるような衝動を感じる方もいるかもしれません。

それは過干渉な親が原因になっている可能性があります。

ここでは

  • 過干渉な親かどうかのチェック
  • 過干渉と怒りの関係
  • 過干渉な親を持った人の抱えやすい生きずらさ

についてまとめます。

過干渉で育つとたくさんの生きづらさを抱えることになります。意味もなくイライラするのもそのひとつです。

原因がわからないと対応できないけど、原因がわかれば取り扱っていけるものです。

生きづらさを乗り越えた私が、過去に知りたかった情報をまとめました。

親子関係が自由になれば、人生が自由になります。

生きづらさから自由になった本当の自分で、自分らしい人生を描いたり、心地よく人と関わったりしたい方のサポートになれば嬉しく思います。

では、過干渉な親の特徴からどうぞ。

あなたの親って過干渉?

過干渉とは

過干渉とは過剰に干渉することです。

子どものことにあれこれ口出ししてコントロールしようとしたり、子どもが望んでいないことを先回りしてやってしまいます。

親の価値観や理想を押し付けた結果、子ども本人が自分のペースで物事を考えたり、行動したりする機会を奪います。過干渉な親に育てられた子どもは、過干渉が原因だと気がつかず生きずらさを抱えます。

「なんか人間関係がうまくいかないなぁ」とか「なんか窮屈だなぁ」とかそんな感じです。

私は「自由になりたい」という気持ちはあったのに何が不自由なのかはよくわからずにいました。「よくわかんないけど、なんか違う!」って感じでした。

過干渉な親の口癖

こんなことを言われたことはありますか?

  • あなたのために
  • 嫌なら嫌ってはっきり言えば?
  • ○○やったら?
  • ○○はしちゃダメ
  • ○○するのが当たり前でしょ
  • そんなことで泣いてるの?
  • あなたが悪い
  • 早くしなさい
  • どうしてできないの
  • そんなこと言うならもうやってあげないよ
  • ○○なあなたが自慢なの

過干渉な親がよく口する言葉です。

過干渉な親の態度

過干渉な親はこんな態度をとります。

  • 友達を選ぶ、もしくは友達付き合いに口出しする
  • 子どもの服を選ぶ
  • 子どもの持ち物が好みに合わないと批判する
  • 行動を把握しようとする
  • 子どもを監視する
  • 宿題や学校の準備に口出しをする
  • 進路を決めようとする
  • 結婚相手や付き合う相手の条件を出す
  • 携帯電話のチェック
  • 親が決めた習い事をさせる
  • 一人暮らしを認めない
  • 門限がやたら厳しい
  • 親独自のルールを強制する

あなたの親はどれくらい過干渉な親に当てはまっていたでしょうか?

親は「子どものために」との発想で行動していることが多いですが、その割に子どもの感覚は尊重されません。

私の親はけっこうな過干渉でした。

小学生の時は親が服を選んでいました。「時間がないから」と差し出された服を着てると本当に自分が無力に思えるんですよね。なんか人形にでもなった気分です。

よくわからない独自ルールがあったり、言っていることが矛盾していて混乱することもありました。

「自分で決めなさい」「自由にやりなさい」って言っておきながら、しちゃダメなことは多かったのです。「前と言ってること違くない??」って思うことはよくありました。

後になってわかったのですが、それがたまに感じるイライラの根本原因になっていました。

実は過干渉な親に育てられると怒りがどんどん溜まっていくんです。

過干渉な親に育てられるとなんでイライラするんでしょうか?

イライラと過干渉の関係

過干渉によって蓄積する怒りは、自分が傷つけられたことに対する反発です。

 

例えば、親に言われたことをやる時。

認識しているかどうかにかかわらず、人には本音があるものです。親に言われたことをやる時はその本音は無視されがちです。

聞いて欲しいことがあってずっと話しかけているのに無視されたらイライラしませんか?

 

「これがやりたい」「今はやりたくない」

何度も言っているのに聞いてもらえなかったら

「なんで聞いてくれないの?」「なんで無視するの?」

と怒りが湧くのが当然です。

 

無視ばっかりされたら自尊心も傷つきます。

自尊心とは自分を認めて大切にできる感覚です。

大切なものを傷つけられたら「やめてよ!」って言いたくなりますよね。

 

理由もなくイライラするときはこうやってたまった怒りが心の奥で疼いているのです。

私は「わかってもらえてない」という感覚が心の中にありました。それと理由のない怒りはどこかで繋がっていたと感じます。

過干渉な親を持つ人の特徴

過干渉は子どもを最も確実に不幸にできる方法とも言われていて、過干渉な親を持つと、他にもこんな生きずらさを抱える可能性があります。

愛された実感がない

愛された実感というのは自分が望んだ形で愛された時に得られるものです。

愛された実感が持てないと、自分の価値を感じられなくなってしまう傾向があります。

私は自分のことを社会のゴミのように感じていた時期がありました。今振り返るとなんでそんなこと思っていたのかよくわからないくらいなのですが、心からそう感じていました。「自分なんかいなくていい」って気分なんですよね。

だから「認めてほしい」と思っていたし、それがいろんなことを頑張る原動力にもなりました。でも、こういう頑張り方は疲れるものです。

やりたいことがわからない

私は高校を卒業する時、やりたいことが全くわかりませんでした。それは何が好きか分からないのではなくて「好き」という感覚がわからない、という状況でした。

「好きなことしたらいいんだよ」と言われるのが一番嫌でした。好きって何かがよくわからなかったからです。

【参考記事】

やりたいことがわからないあなたへ。人生のコンパスを手に入れる方法

やりたいことが分からないあなたへ。人生のコンパスを手に入れる方法

思考停止・無感覚によって自分がいなくなる

過干渉な親に育てられた子どもは受け身であることが多いです。

嫌なことを言われても、傷ついても、全部受け入れてしまいます。

そんな中で大きく育っていくのは「感じないように」「考えないように」することです。

私は「自分がいない」っていうのが本当にぴったりな心境でした。体だけ大きくなって、自分の中はからっぽでした。

自己否定が強い

親の望む通りに振舞うことは、本音を無視すること、つまり自分への否定になります。

だから親の過干渉は「お前はダメだ」というメッセージになると言われています。

恒常的な「お前はダメだ」のメッセージは自己否定は根深く、自己肯定感が低い状態を不動のものにします。

自分が好きになれない、自分が悪い気がする、自分に価値がない感覚がある、大人になってからそんな風に感じる原因です。自己否定は自分を下に埋めていくエネルギーです。私は下ばっかり見て歩いていました。

無気力

自己否定は無気力状態を作ります。

「無気力や憂鬱さをどうやったら抜け出せるんだろう?」ってよく考えていました。

私はよく「覇気がないね」って言われていました。(失礼じゃない?笑)

でも、自分でも「うん、否めない…」って感じでした。なんか憂鬱で、重たくて、どうやって気分を上げたらいいかわからなかったんです。

【参考記事】

やる気スイッチはどこにある?気分の浮き涼みに効く薬

やる気のスイッチはどこにある?気分の浮き沈みに効く薬

コミュニケーションがうまくいかない

親との間でうまくコミュニケーションが学べないのでコミュニケーションが苦手になる傾向があります。

相手に期待してしまったり、習慣的に人に合わせて言いたいことが言えなかったり、わかって欲しい気持ちが強くなってイライラしたりすることは多くなります。

自分の領域をや自尊心を傷つけられて、人に対する信頼感が育たないので他人に対して恐怖心を持つ傾向もあります。

私はコミュニケーションはかなり苦手意識がありました。

人前で自分らしくいられないし、イライラしたら抑えられなくて辛いし「どうすればいいんだよ」って感じでした。仕方ないから何に対しても興味ないふりをしました。

そうしたら傷つかずに済むからです。

極端な思考の癖を持つ

白か黒か、極端な思考を持っている傾向があります。

一回の失敗で「自分はもうダメ」他人が失敗すると「あの人は仕事ができない、あの人は信用できない」という極端な判断をしてしまいます。

私は「どっちにしよう」「どっちなんだろう」と悩むことが多くて、物事にグラデーションがありませんでした。

物事をいいか悪いかのどちらかで考えてしまうことも多くて、自分の善悪判断が窮屈でした。逃げ場がなくて、言い訳や正当化するための説明をいつも用意している感じでした。

妄想癖

「もし○○ちゃんの家の子だったら…」「夜のうちに学校が消えて無くなったら…」「こんなものが手に入って、こんな風に暮らせたら…」

現実がけっこう辛いので妄想の世界に避難していることも多いです。

意識が内にこもりがちで、現実を受け入れるための経験を積み重ねられないのでなかなか妄想の世界から帰ってこれません。私は妄想の世界で生きていました。笑

人生を選びなおす自由

さて、こんな感じで過干渉な親を持つとかなり生きずらいです。

あなたはいくつ当てはまっていたでしょうか?

私自身、過干渉な母を持ち、たくさんの生きずらさを抱えて生きていました。上にあげた生きづらさは全て経験済みです。

毒親とかアダルトチルドレン、インナーチャイルドなどの言葉が世の中で一般的になってきて、「私の母は過干渉だったんだ、この生きずらさの原因はそこにあったんだ」と知ったとき、母のことをとても責めました。

いくら責めても足りなくて母に対する怒りが止まりませんでした。人生を奪われた気持ちでした。

でもしばらく責め続けて、責めることに疲れ始めた頃「母のせいにしていたら私の人生はずっと私の元へは帰ってこない」と思いました。

母のせいにすることは「母が私の人生をどうにかする力を持っていて、母に主導権がある」と認めることになるからです。

生きづらさが親の過干渉の影響だと知った時は、生きづらさから自由になるための切符を手に入れた時です。

私たちは、「人生を奪われてしまった感覚で生きずらさを抱えて生きる」か「生きづらさを癒して自分の人生を生きるか」を選ぶ自由があります。

生きづらさを癒して自分の人生を取り戻したいと思ったら、一度取り入れてしまった親の価値観を手放して、自分なりの感性を育てる必要があります。

やらなきゃいけないと思っていることをひとつひとつやめていき、本当に楽しいこと、大切にしたいことはないかを重視することです。

それができれば、心の奥で疼いていた理由のよくわからないイライラも収まってくるはずです。

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