一悟術

わけもなくイライラするのは親子関係が原因かも。過干渉な親に育てられた人の特徴 

普段は落ち着いていておとなしい方で、どちらかと言うと無感覚なのに、たまに理由もなくイライラすることってありませんか?

 

そういう時は

いつもは流せることが気になってしまう

イライラを止められない自分にさらにイライラする

なんて方もいるかもしれません。

 

私は、いつもは普通に話している相手に急にイライラしてしまって「態度に出さないように気をつけなきゃ」とストレスを感じていました。

朝から何だかイライラしていることもありました。

どちらも理由がなくて、なんか勝手に頭に血が上る感じなんですよね。

理由のないイライラは、過干渉な親が原因になっている可能性があります。

育ってきた環境や親との関係は、今持っている感情と想像以上に大きく関係するのです。

ここでは

  • 過干渉な親の特徴
  • 過干渉と怒りの関係
  • 過干渉な親を持った人の8つの特徴

についてまとめました。

親子関係が過干渉だったかどうか、チェックしてみてください。

原因がわからないと対応できないけど、原因がわかれば取り扱っていけるものです。

では、過干渉な親の特徴からどうぞ。

あなたの親って過干渉?

そもそも過干渉とはなんでしょうか。

「過剰に干渉すること」なんですが、一見、良好な親子関係でも子どものとらえ方によっては過干渉になってしまうので見分けが難しくはあります。

 

過干渉な親の傾向としては、

子どものことにあれこれ口出ししてコントロールしようとしたり、子どもが望んでいないことを先回りしてやってしまう

と言う感じ。(後で例をあげますね。)

 

逆に子ども目線で言うと、

自分のペースで物事を考えたり、行動したりする機会が少なくなってしまう

と言うことです。

 

過干渉な親に育てられた子どもは、理由のないイライラだけでなく、生きずらさを抱えます。多くの場合は、親子関係が原因だと気がつかないでしょう。

「なんか人間関係がうまくいかないなぁ」とか「なんか窮屈だなぁ」とかそんな感じです。

では、もうちょっと具体的に見てみましょう。

過干渉な親の口癖

こんなことを言われたことはありますか?

  • 〇〇はやったの?(宿題やったの?)
  • 〇〇しなさい。(ちゃんと勉強しなさい)
  • どこに行くの?誰と行くの?何時に帰るの?
  • あなたのために
  • ○○やったら?
  • ○○はしちゃダメ
  • ○○するのが当たり前でしょ
  • そんなことで泣いてるの?
  • 早くしなさい
  • どうしてできないの
  • そんなこと言うならもうやってあげないよ
  • ○○なあなたが自慢なの

これ、過干渉な親がよく口する言葉です。

私はけっこう言われたんですけど、、笑

すごい息苦しかったなぁ。

自分の思うように自由にできないけど、相手の基準もよくわからないから「じゃあ、どうすればいいの?」って感じでした。

過干渉な親の態度

過干渉な親はこんな態度をとります。

  • 子どもの意見を尊重しない
  • やたらアドバイスする
  • 子どもの持ち物が好みに合わないと批判する
  • 行動を把握しようとする
  • 友達を選ぶ、もしくは友達付き合いに口出しする
  • 子どもの服を選ぶ
  • 宿題や学校の準備に口出しをする
  • 進路に口出しをする
  • 親がした方がいいと思う習い事をさせる
  • 門限が厳しい
  • 親独自のルールを強制する

あなたの親はどれくらい過干渉な親に当てはまっていたでしょうか?

親は「子どものために」との発想で行動していることが多いですが、その割に子どもの感覚は尊重されません。

私の話をすると、小学生の時は親が服を選んでいました。

「時間がないから」と差し出された服を着てると本当に自分が無力に思えるんですよね。

なんか人形にでもなった気分でした。

嫌すぎて、学校で脱いでました。笑

そうそう、よくわからない独自ルールがあったり、言っていることが矛盾していて混乱することもありました。

「自分で決めなさい」「自由にやりなさい」って言っておきながら、しちゃダメなことは多かったのです。

「えー!!前と言ってること違くない??」って思うことはよくありました。

さて、過干渉な親に育てられるとなんでイライラするんでしょうか?

イライラと過干渉の関係

過干渉によって蓄積する怒りは、自分が傷つけられたことに対する反発です。

無防備に殴られるから、怒りが湧いて、それが沸点に達して、怒りまかせに反撃する!

みたいな感じです。

 

例えば、親に言われたことをやる時。

認識しているかどうかにかかわらず、人には本音があるものです。親に言われたことをやる時はその本音は無視されがちです。

聞いて欲しいことがあってずっと話しかけているのに無視されたらイライラしませんか?

「これがやりたい」

「今はやりたくない」

何度も言っているのに聞いてもらえなかったら

「なんで聞いてくれないの?」

「なんで無視するの?」

と怒りが湧くのが当然です。

 

無視ばっかりされたら自尊心も傷つきます。

自尊心とは自分を認めて大切にできる感覚です。

大切なものを傷つけられたら「やめてよ!」って言いたくなりますよね。

 

理由もなくイライラするときはこうやってたまった怒りが心の奥で疼いているのです。

私は「わかってもらえてない」という感覚が心の中にありました。

それと理由のない怒りはどこかで繋がっていたと感じます。

過干渉な親を持つ人の特徴

過干渉は子どもを最も確実に不幸にできる方法とも言われていて、過干渉な親を持つと、他にもこんな生きずらさを抱える可能性があります。

愛された実感がない

愛された実感というのは自分が望んだ形で愛された時に得られるものです。

愛された実感が持てないと、自分の価値を感じられなくなってしまう傾向があります。

私は自分のことを社会のゴミのように感じていた時期がありました。

今振り返るとなんでそんなこと思っていたのかよくわからないくらいなのですが、心からそう感じていました。「自分なんかいなくていい」「いない方がいい」って気分なんですよね。

だから「認めてほしい」と思っていたし、それがいろんなことを頑張る原動力にもなりました。でも、こういう頑張り方は疲れるものです。

やりたいことがわからない

私は高校を卒業する時、やりたいことが全くわかりませんでした。

それは何が好きか分からないのではなくて「好き」という感覚がわからない、という状況でした。

「好きなことしたらいいんだよ」と言われるのが一番嫌でした。

「わかるならやってますよ!(怒)」っていつも思ってました。

思考停止・無感覚によって自分がいなくなる

過干渉な親に育てられた子どもは受け身であることが多いです。

嫌なことを言われても、傷ついても、全部受け入れてしまいます。

そんな中で大きく育っていくのは「感じないように」「考えないように」することです。

私は「自分がいない」っていうのが本当にぴったりな心境でした。

体だけ大きくなって、自分の中はからっぽでした。

自己否定が強い

親の過干渉は「お前はダメだ」というメッセージになると言われています。

恒常的な「お前はダメだ」のメッセージは自己否定は根深く、自己肯定感が低い状態を不動のものにします。

自分が好きになれない

自分が悪い気がする

自分に価値がない感覚がある

大人になってからそんな風に感じる原因です。

自己否定は自分を下に埋めていくエネルギーです。

そういえば、私は下ばっかり見て歩いていました。

無気力

自己否定は無気力状態を作ります。

「無気力や憂鬱さをどうやったら抜け出せるんだろう?」ってよく考えていました。

私はよく「覇気がないね」って言われていました。(失礼じゃない?笑)

でも、自分でも「うん、否めない…」って感じでした。

なんか憂鬱で、重たくて、どうやって気分を上げたらいいかわからなかったんです。

【参考記事】

やる気スイッチはどこにある?気分の浮き涼みに効く薬

やる気のスイッチはどこにある?気分の浮き沈みに効く薬

コミュニケーションがうまくいかない

親との間でコミュニケーションの取り方が学べないので、コミュニケーションが苦手になる傾向があります。

相手に期待してしまったり

人に合わせて言いたいことが言えなかったり

わかって欲しい気持ちが強くなってイライラしたり

人が怖いと感じやすかったり

私はコミュニケーションはかなり苦手意識がありました。

人前で自分らしくいられないし、イライラしたら抑えられなくて辛いし「どうすればいいんだよ」って感じでした。仕方ないから何に対しても興味ないふりをしました。

そうしたら傷つかずに済むからです。

実は、挨拶するのもなんか怖くて…苦手でした。

極端な思考の癖を持つ

白か黒か、極端な思考を持っている傾向があります。

一回の失敗で「自分はもうダメ」他人が失敗すると「あの人は仕事ができない、あの人は信用できない」という極端な判断をしてしまいます。

私は「どっちが正しいんだろう」「どっちにしたらいいんだろう」と悩むことが多くて、物事にグラデーションがありませんでした。

物事をいいか悪いかのどちらかで考えてしまうことも多くて、自分の善悪判断が窮屈でした。

逃げ場がなくて、言い訳や正当化するための説明をいつも用意している感じでした。

妄想癖

「もし○○ちゃんの家の子だったら…」「夜のうちに学校が消えて無くなったら…」「こんなものが手に入って、こんな風に暮らせたら…」

現実がけっこう辛いので妄想の世界に避難していることも多いです。

意識が内にこもりがちで、現実を受け入れるための経験を積み重ねられないのでなかなか妄想の世界から帰ってこれません。私は妄想の世界で生きていました。笑

イライラは自分からのSOS

さて、こんな感じで過干渉な親を持つとかなり生きずらいです。

あなたはいくつ当てはまっていたでしょうか?

いくつか当てはまっていたなら、理由のないイライラは今まで気がつかないうちに蔑ろにしていた、心の奥の自分からのSOSです。

過干渉な親との関係で大切にされなかった自分が話を聞いて欲しいと言っているのです。

イライラの奥には本当の願いが隠れています。

「本当はこうしたかった」

「もっとこうしたい」

その声を聴くことは、イライラだけでなく、そのほかの生きづらさから自由になることを意味します。

結局、生きづらさとは自分の本音を大切にできないと生じるからです。

「本当は違うよ」

というメッセージがイライラになって私たちに届くのだと思います。

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