- 「私は雨女」が作り上げられるメカニズム
- 雨女をネガティブにとらえる根底には自己否定がある
- 悩み解決の方法を4つ紹介
①雨のメリットとデメリットを出す
②雨と悩みを別問題ととらえて扱う
③引き寄せの法則を使う
④神社参拝、お祓い
あなたは雨女ですか?
雨女とは、その人がいるとなぜか雨が降るので雨女といわれます。
雨男もいますが、どちらかというと女性の方が気にしているようです。
雨を楽しむ雨女もいれば、自分のせいで周りに迷惑をかけていると思ってしまう雨女もいます。
今回は、雨女の特徴や原因、そして雨女が自分を責めてしまう悩みの解決策を考えてみました。
雨女のあなたが晴れやかな気持ちになれますように。
雨女とは?
雨女とは、出かける時にはいつも雨が降ったり、イベントや大事な用事がある時など、ここぞという時に雨が降る女性のことをいいます。
ネット検索してみると雨女の特徴として次のことがあげられています。
- ポジティブで前向きな性格
- スピリチュアルな力を信じている
- 容姿が整っている
- 一般の人と比べて運が良い
- 強い霊感を持っている
- 龍神に守られている
- 湖や池、海などの水辺を好む
率直な感想をいうと、ええっ、そうなのかなぁと戸惑ってしまいました。
カウンセリングを日々提供している私にとっては雨女であることをネガティブにとらえ悩んでいる方に出会うからです。
ざっくりと分けると、次の5タイプに分かれるんじゃないかと思いました。
- ポジティブな雨女
- ネガティブな雨女
- 雨女であることにこだわらない雨女
- スピリチュアル好きな雨女
- 雨女ではないただの人
あなたはどの雨女でしょうか。
今流行りのAIを使ってタイプ診断を作ってみました。
この診断はまだまだ改良の余地があるので、今後バージョンアップしていきたいと思います。
雨女の原因は何か?
雨女の科学「日本の平均降水日数と特異日」
日本の平均降水日数は、全国平均では年間約120日です。
つまり、一年の約3分の1は雨が降る可能性があります。
また、特異日というある日付に特定の天候が起こりやすいという現象があります。
例えば11月3日は晴れの特異日とされています。
これは過去の経験や記録から作られたものであり、気象学的には説明できません。
雨女であるかどうかを科学的に証明するには、自分の周りで雨が降る回数や頻度を客観的に記録し、平均値や標準偏差などの統計的な指標で分析することが必要です。
雨女は、科学的に証明されていない
雨女の心理学「私って雨女だよね」
心理メカニズムとして確証バイアスがはたらきます。
「私って雨女だよね」と思っている人は、周りから「あなたって雨女(または雨男)だよね?」と言われると、確証バイアスがはたらいて晴れや雨が降らなかった体験を無視してしまい、雨が降った体験ばかり数えてしまいます。
その結果、「私は雨女」が強化されてしまいます。
「私は雨女」の心理は、自分で作り上げたものかもしれない
雨女のスピリチュアル「雨乞いの過去生」
スピリチュアル・精神世界を信じるなら、雨女になる原因に「雨乞いをした過去生」が考えられます。
過去生で使った能力は今の人生に引き継がれている場合があるようです。
ひょっとしたら無意識に雨乞いの過去生を再現しているのかもしれませんね。
スピリチュアルの視点では、雨女は過去生が原因かもしれない
雨女によくある悩みとは?
雨女であることに悩みを抱えているネガティブな雨女の悩みをまとめてみました。
自分のせいで周りに迷惑をかけている
【罪悪感、自己否定】
雨女の人は、自分が出かける日に雨が降ることで、友達や恋人、家族などの予定を台無しにしてしまったり、気分を害したりしているのではないかと心配しがちです。
特に、楽しみにしていたイベントや旅行などが中止や延期になった場合は、自分を責めたり、周りから責められたりすることがあります。
自分に自信が持てない
【自己価値を低く見積もる】
雨女の人は、自分が雨女であることをネガティブに捉えてしまうことが多く、自分の魅力や価値を低く見積もってしまうことがあります。
また、雨女であることをからかわれたり、嫌われたりするのではないかと不安になったりします。
マイナス思考に陥る
【ネガティブ思考の習慣】
雨女の人は、自分が出かける日に必ず雨が降ると思い込んでしまっています。
雨が降る前提なので、予定を立てる時は悪い方向に考えてしまったり、楽しむことを始めから諦めてしまったりします。
また、雨が降るのは自分の運命、自分は運が悪いと諦めてしまったり、何事も上手くいかないと思ってしまったりします。
孤独感や寂しさを感じる
【孤独感、寂しさ】
雨女の人は、自分が周りと違うことに孤独感を抱えてしまいます。
自分の気持ちを理解してくれる人がいないと感じたり、仲間外れにされていると感じたりすることがあります。
また、恋人や友だちなどの人間関係においても、自分が雨女であることで相手に不快感や不幸を与えてしまうのではないかと恐れたりします。
雨女の悩みから解き放たれる方法
ネガティブな雨女の悩みをあげてみました。
- 罪悪感、自己否定
- 自己価値を低く見積もる
- ネガティブ思考の習慣
- 孤独感、寂しさ
これらの悩みは、本当は雨女とは関係ないことです。
あなたが心の奥に持っているネガティブな想いが「雨女」を通してあぶり出されているのです。
そもそものネガティブな想いが改善されない限り、たとえ雨女というレッテルがなくなっても、あなたの悩みは残ってしまいます。
違う場面や人間関係で同じ心理状態が繰り返される性質のものだからです。
ネガティブな想いを改善して、あなたの心が雨が降ろうが降るまいが気にならなくなるのを目指していきましょう。
- 雨を降らせるメリットとデメリットを見つめる
- 雨が降ることと自分の悩みを現実的に切り離す
- 雨女と晴れ女で引き寄せの法則を使う
- 雨を降らせてしまう地域の神社に参拝する
①雨を降らせるメリットとデメリットを見つめる
物事には裏と表、メリットとデメリットが必ずあります。
もし、あなたが雨女で雨を降らせてしまうことにネガティブな想いがあるのならポジティブな面もあることを意識してみましょう。
物事の視点を変える練習です。
雨を降らすデメリット | 雨を降らすメリット |
---|---|
イベント、予約がキャンセルになる 行きたい所に行けない | 自分の時間を大切にできる 行きたくない所に行かなくてよい |
髪型やメイクが崩れる、 服や靴が濡れて不快になる | 空気がきれいになったり、 気温が下がったりして快適に過ごせる |
お店の客足が落ちたり、 売り上げが落ちる | 人混みや行列が少なくなったり、 お得なサービスや割引がある |
降りすぎると農作物が病気になる | ほどよく降ると農作物が元気に育つ |
②雨が降ることと自分の悩みを現実的に切り離す
雨女をどうとらえるかはあなた次第です。
ネガティブな自分像と雨が降ることを結びつけてしまっているのです。
ここを切り離して、ネガティブな自分像がなぜできたのか、どう感じているのかをカウンセリングなどで現実的に扱うのがお勧めです。
私のカウンセラー経験からは、ネガティブな自分像の裏に何らかの心の傷があり、未消化の感情がたまり込んでいることが今の悩みにつながっていると考えます。
未解消な感情にフォーカスし、感情をクリアリングしていくのがよいでしょう。
感情がクリアリングされると、心の中にポジティブ思考の余地が生まれるように感じています。
③雨女と晴れ女で引き寄せの法則を使う
引き寄せの法則をご存じですか。
引き寄せの法則とは、自分の思考や感情が同じ波動を持つ現実を引き寄せるという法則です。
雨女、雨男が雨を引き寄せるなら、晴れ女、晴れ男は晴れを引き寄せます。
一緒に行動すれば、それぞれの引き寄せの法則が発動し、パワーが相殺され、いつもとは違う天気になるかもしれません。
私は自称晴れ女です。
最強の雨男と登山に行ったことがあるのですが…。
晴れを雨雲がじわじわと追いかけてくる展開になって大笑いしました。
パワーバランスを取るのはなかなか難しいですが、楽しみながらやってみてください。
やっているうちに、雨だの晴れだのと言っていること自体が阿保らしくなったらしめたものです。
④雨を降らせてしまう地域の神社に参拝する
次は、精神世界・スピリチュアル的な方法です。
雨乞いをした過去生といわれて気になる人は、行く先々の神社に参拝、神恩感謝でご祈祷(お祓い)するのはいかがでしょうか。
人間は自然の一部でありながら、自然をコントロールしたい欲も持っていました。
人間の欲で自然へのはたらきかけることは、神さまに不敬をはたらき、土地を荒らすことになるのでは…と私は考えています。
例えば、「日照りが続くならば…」と、祠を山から谷に突き落として、神さまを怒らせて雨を降らせる神社が実際にあります。
そんなことをされたら神さまもたまったものじゃありませんよね。
そのようなことをしたかもしれないと思いながら「神恩感謝」で参拝すると何かが変わるかもしれません。
気持ちも切り替わりそうですね!
まとめ:雨女であることを悩んでいる人に
雨女の原因は科学的には証明できませんが、心理的には確証バイアスがはたらいていたり、スピリチュアル的には過去生などが関係していると思います。
雨女であることをネガティブに悩んでいる人は、自分の思考や感情を見直したり、カウンセリングやスピリチュアルな方法を試したりすることで雨が気にならなくなる可能性があります。
雨女のあなたが幸せになれますように。