いつも【うまくいかない】イライラは自己否定が要因かも?

いつも同じパターンで【うまくいかない】
いつもイライラしてしまう。

そんなことはないでしょうか?

うまくいかないことが多くてイライラする。

人生、うまくいかないことばかりで疲れた。

何をやっても、うまくいかない。

【うまくいかない】でイライラしてしまう、その要因はあなたの中で起こっている「自己否定」にあるのかもしれません。

今回はあなたの【うまくいかない】をコントロールしている自己否定との関係性を解説します。

うまくいかない
うまくいかない背景を探ろう
  • 【うまくいかない】には理由がある
  • 自分で【うまくいかない】ようにしている
  • 【うまくいく】ようになるには
この記事の目次

本当は「うまくいって欲しくない」

あなたがいつも【うまくいかない】理由は

本当は「うまくいって欲しくない」からです

どうでしょうか?

この文章を読んだ時、あなたの中ではどんな反応が起こっていますか?

「うまくいきたい」と思っているのにそんなことはない!

そんなことを思う訳がない!

いつも「うまくいくように」私は頑張っている!

望んでないとか言われたくない!

「うまくいって欲しくない」とを思っているなんて、言われたくないと思うのは当然です。

あなたの本心はどこにあるでしょうか?

本当に「うまくいきたい」のか?

それとも

本当は「うまくいって欲しくない」のか?

今回は【いつもうまくいかない】と思っているあなたの本心を探っていきたいと思います。

本当はうまくいきたくない理由

いつもうまくいかないと思ってしまう。

ということは、

何らかの行動を起こした

その結果、

失敗した。成果を得られなかった。

ということになり「うまくいかなかったな〜」ということになります。

いつも【うまくいかない】と思っているということは、既に何らかの行動は起こしているということになります。

しかし、最終的な結果としは

あなた自身が思っていたような成果を手に入れることができなかった。という状況が起こっていることでしょう。

では、

あなたが行動の結果、得たかった「成果や結果」とはどのようなものなのでしょうか?

具体的にイメージをすることはできるでしょうか?

【うまくいかなかった】事例をご紹介

お恥ずかしい話ですが、わたしの実例でご紹介していきたいと思います。

わたしはある時期からヒーリングやカウンセリングを仕事にしたいと思い始めました。

実際に以前までの仕事を辞めたことで、実現に向けて動き始めることができました。

私は自分が提供するサービスを通じて、クライアントに「人生は変えることができるんだ!」という体験をしてもらい、喜んでもらいたいと思ったのです。
それは私自身が体験したことであり、同じ喜びを私が提供する立場になることを望みました。

サービス提供をするための知識を学び、技能を身につけ、提供するためのマーケティング活動も行いました。

ところが、クライアントになるお客さんが一向に現れません。「まったくお客さんが来ない」のです。

どうしたらいいのか?さっぱり分からなくなってきました。

そんな時に気づいたのが

本当はお客さんが来ない方がいい

という思いが自分の中に強くあったということです。

行動していることからすると矛盾するような思いが存在していたのです。

そこで、自分自身の思いを探っていくと理由は2つありました。

【理由①】自分に自信がない

クライアントにヒーリングやカウンセリングを提供することで喜んでもらいたい。という思いは強くあります。

ところが、今までに自分の能力を使って仕事をしたことがなかったので「自信がない」のです。

本音を探ってみると・・
  • ちゃんとできるのかな?
  • 断られたらどうしよう
  • 怒らせてしまうかも
  • 失敗するかも
本音は

まだ、誰にもサービスを提供していないのに、提供する前から「うまくいかなくなる」ことを想定していたのです。

自分に自信がない状態にあるときは

成功して「うまくいく」という思い込みよりも

失敗して「うまくいかない」という思い込みの方が強くなっていました。

【理由②】うまくいくとマズい

自信がないと同時に働いていたのが「うまくいくとマズい」という思い込みでした。

うまくいってしまうと
  • 自分を隠せなくなる
  • 能力が発揮されてしまう
  • 後戻りができなくなる
  • クライアントの人生を変えてしまう
本音は

うまくいってしまうと「非常にマズい」のです。

私自身が本当は望んでいることなのに、「うまくいかない」ように常に働きかけていたのです。

どちらも事実ではない

私の中で「うまくいかない」ようにしてしまっていた2つの理由を書き出しました。

客観的に見てみると分かりますが「どちらも事実ではない」のです。

どういうことでしょうか?

①自信とサービス提供は関係がない

私の場合であれば

「カウンセラー」としてカウンセリングのサービスを提供するのであれば

「カウンセリングのサービスを提供する」ということだけを考えれば

自信があるかないかは関係がない

ということが言えます。

カウンセリングのサービスを提供するにあたっては

提供するための基準を満たしているか

ということが必要なのであって、自信の有無は関係がありません。

カウンセラーとし必要な知識や技能を学び、習得し、試験に合格して認証をもらう。

その過程をクリアすることによってカウンセラーとして提供できるだけの基準を満たすことができます。

自信があっても、自信がなくても

カウンセリングは提供することができますし、サービス提供の質には基本的には関係がないことです。

あるとすれば、カウンセリングを受けるクライアントがどう感じるのかということだけです。

自信があるカウンセラーからカウンセリングを受けたいと思うのか?

それとも

自信満々のカウンセラーはプレッシャーを感じてリラックスできないから嫌だ。

どう思うかはカウンセリングを受けるクライアントの問題であり、提供者である私には関係がありません。

②うまくいくと本当はどうなのか?

「うまくいって欲しい」と思っているにも関わらず、

本当はうまくいって欲しくないと思っている私の本音。

本当にそうなのでしょうか?

うまくいくことによって起こるであろうことを想像の中で膨らませていることは本当に起こるのでしょうか?

先程の自信の無さも要因になっていますが、

うまくいって欲しくないと思っている私の本音には「逃げ」が存在しているのです。

自分で責任を取りたくない

私の中に存在していた「逃げ」とは

自分で自分の人生に対して責任を取ることに対する「逃げ」でした。

本当に自分が実現したいことが実現してしまうと「逃げられなく」なってしまいます。

本当に進むべき道が見つかった時に後戻りができなくなってしまう。

だから、

本当は進んだ方が良い、うまくいった方が良いと思っているにも関わらず、

「うまくいかないよう」に無意識にコントロールしていたのです。

自分で自分の人生に対して責任を取らなくて良いように。

イライラの要因は?

それでは、

うまくいかないと感じた時に「イライラする」のはどうしてなのでしょうか?

その要因を少し探ってみましょう。

①状況にイライラする

「うまくいっていない」状況そのもにのにイライラするということがあります。

わたしの事例であれば「お客さんが来ない」という状況にイライラします。

実際に行動したことに対する「成果が出ていない」ことにイライラします。

このように表面的に起こっていることに対してイライラすることもありますが、
イライラの要因はもっと根深いところにありそうです。

②逃げている自分にイライラする

表面的にはうまくいっていないこと、成果が出ていないことに対する苛立ちには意識が向きやすいですが

その要因を作っている、根本的な部分にも注目してみる必要があります。

それは「本当に自分がやりたいこと」を成し遂げたいのに

過去の自分が足を引っ張って「うまくいかないよう」に無意識にコントロールしている。

その事実に気づきながらも見ないふりをしたり、逃げることで安心している自分にイライラしているのです。

できない自分を認めて安心する

いつだって「うまくいかないよう」に自分自身をコントロールするための方法が「自己否定」です。

普段から

  • 自分にはできない
  • 無理に決まっている
  • どうせ
  • うまくいくはずがない
  • できてなくて当然
  • やっぱり

というように自分自身を否定する「自己否定」のキーワードを無意識に自分自身に対して使うことによって「うまくいかない」現状を作り出すサポートを自分で行なっています。

では、

いつも「うまくいかない」から抜け出すにはどうすれば良いのでしょうか?

「うまくいって当然」と思ってみる

いつも「うまくいかない」と思っているということはシンプルにその反対をやってみるのがオススメです。

最初の内は難しく感じるかもしれません。

いつも「うまくいかないな〜」

と思ってしまっているのを書き換えます。

いつも「うまくいって当然」だよね

うまくいくことは「当然」のことなので、

実際に「うまくいった」としても、それは特別なことではなく「当然」のことだと思えるようになります。

そうなると「当然の結果」として、自分自身は結果を受け取りやすくなります。

もし「うまくいかなかった」としたら

「うまくいって当然」と思いたいけれど、

実際にはいつものように「うまくいかない」こともあるかもしれません。

そんな時はどうすればいいのでしょうか?

もし「うまくいかなかった」という時は

うまくいくための過程として必要なことだった

というように考えてみてはどうでしょうか?

あなたの目の前で起こっている「うまくいかなかった」にはまだ先があるのです。

それは「うまくいく」結果を得るための過程の一つとして存在していると考えてみます。

自己否定から自己肯定に移行

今回の記事でご紹介した方法は

あなたの中で起こっている自己否定を無理やり引き剥がすのではなく、

自然と自己否定から「自己肯定へと移行」することができるようになるのが目的です。

普段使っている言葉、

普段思っていることを

自己否定的なアプローチの言動から

自己肯定へと繋がるアプローチの言動へと無理なく移行させることによって

【いつもうまくいかない】という自分の中に作ってしまっている「思い込み」を解除させることができます。

もし、いつものクセで

【いつもうまくいかない】と思ってしまったら、

「うまくいって当然」だよね

と、思い直してみてはどうでしょうか?

それだけで、何かが変わったと感じ取れるようになったら素敵なことだと思いませんか。

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この記事を書いた人

ヒーラー、カウンセラー

対面での提供サービス
バーストラウマとインナーチャイルドを取り扱うヒーリング、感情カウンセリング

神奈川県を中心に対面の個人セッション(ヒーリング、カウンセリング)を実施しています。
ヨネイカンと直接会ってセッションを受けたいという方は、ホームページからお問い合わせください。

【ホームページ】
自分らしく生きる学校(https://kanyonei.com)

【執筆者プロフィール】
自分らしい生き方をビジネスでも実生活でも実現したい。
そんな思いを実現していく中での気づきを中心に書いています。

経営者としての日々を過ごし、現在はヒーラー、カウンセラーとして活動をしています。
以前までは、ビジネスで成功して稼ぐということは「自分を犠牲にすること」と思っていました。
頑張って、頑張って、頑張った末に得られた成果にこそ意味があると思っていたのです。

頑張る世界観の中での生き方から、毎日を楽しみながら、自分らしく生きる道があることを知りました。
まだまだ道半ばではありますが、わたしの経験や気付きをシェアすることで皆さんに少しでもお伝えできるものがあれば嬉しく思います。

【ホームページ】自分らしく生きる学校(https://kanyonei.com)

【YouTube】自分らしく生きる学校 @Youtube

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