一悟術

小学校高学年の娘とうまくいかないとお悩みのお母さんへ 

・何かいうとすぐに「もういい!」「お母さんは全然わかってない!」といって怒る。

・夫とは仲良く話しているけれど、わたしとはあまり口をきかない。

・わたしの前だといつも不機嫌な態度になる。

 

思春期に入ってくると娘がこんな態度をとることがだんだんと増えてきませんか?

女の子は、体と心の成長が男の子に比べて早いので余計に気難しくなっているかもしれません。

思春期だからしょうがないと思っているけれど、やはり、親も人間。

こんな態度が続くとついイラッとして、怒ったり、口うるさく言ってしまい、結局、険悪な雰囲気になることを繰り返していませんか?

このコラムでは、わたしと娘の体験談を交えながら、

小学校高学年の娘とうまくいかない理由とそれを改善するための方法について、お話ししていきます。

 

娘とうまくいかない理由

そもそも娘とうまくいかなくなっちゃう一番の理由って一体なんなのでしょうか?

それは

『親が気がつかないうちに、娘のことに対して余計な口出し、手出しをしてしまうこと』にあります。

心当たりはありませんか?

わたしも小6の娘を持つ母親ですが、娘が一番嫌がったり怒ったりする時というのは

大体気がつかないうちにわたしが「余計な口出し、手出し」をしてしまったりするときです。

ここで少しわたしの体験談をお話ししたいと思います。

余計な口出しをやめたら娘が自主的に宿題をやるようになった話


親であれば誰しもつい子どもに「早く宿題やりなさい!」と言ってしまうことってあると思うのですが

わたし自身もよく口癖のように娘に言っていました。当時、娘は宿題を後回しにする癖がついていてそれが気がかりでした。

「早く済ませたほうが後がラクなのに。。」学校から帰ってきてゆっくりテレビをみながら楽しんでいる娘を見ていつもそう思っていました。

いつも後回しにして、時には泣きながら宿題をする光景を何度もみていたので余計にそう思うようになっていました。

だから、何かの拍子に口から出てしまう。

娘は娘で言われるたび「わかってるもん!」とか「今からやろうと思ってたのに!」と不満そうに言い返してきました。

あまり言いすぎるのは良くないと思いつつも「わかってるんだったらなんですぐにやらないの?!」と怒りながら言ってしまうこともありました。

お互い険悪な雰囲気にもなるし、娘は余計に宿題をやるのがイヤになっていく。

こんな悪循環を繰り返していたあるとき、ふと思い立ちあることを実験的にやってみることにしました。

それは、数日間一切「宿題をやりなさい。」とは言わないでおくと言うもの。

内心はかなりヤキモキしていましたが、わたしが何も言わなければ娘がどんな行動をとるのか見てみたかったのです。

そうして、数日間、言いたいのをグッとこらえて見守りました。

結果、宿題についてアレコレ言われないのが本当に快適だったようで、娘からは「これからも何も言わないでほしい」と強くお願いされました。(笑

確かに、言われずとも最終的に自分でやっていたのですが、後回しにする癖は変わらず。

しかし、私が口出しをしなくなったことで娘の機嫌が良くなったことや、少し自主性が増している感じがあったのでもうしばらく言わずに見守る事に決めました。

それでも、ついうっかり口出しをして娘が機嫌を損ねることや衝突することもありましたが、今ではすっかりこちらが何も言わずとも自分のペースで宿題をやったりテスト勉強も自主的にやっています。

私は私で、余計な口出しをしなくなったことでイチイチ怒ることもなくなり、気持ちが軽くなりラクになったことを実感しています。

 

子供の自立がすでに始まっている

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、小学校高学年から思春期はすでにはじまっています。これはある意味、親から自立していく準備期間でもあります。

しかし、まだまだ心も体も大きく変化するときなので、いろんな意味で不安定です。

特に心理面では、「自分とは何か?」と自分らしさを強く意識するようになります。

とにかく『自分自身を確立したい』という欲求が出てくる時期なので、自分のことは自分でやりたいので親からアレコレ言われたくないし、ちゃんと一個人として尊重されたいと強く感じます。

親からすれば子供を気にかけた些細な言葉や振る舞いの一つであったとしても、この時期の子供にとってはそうした「親からの余計な口出し、手出し」は自分の自尊心を傷つける要因になりかねません。

結果としてそれが、「すぐに怒る、反抗的な態度とる」といった言動に現れます。

もし、子供の態度が常時「すぐに怒る、反抗的な態度とる」ことが続いているなら、子供は「余計な手出し、口出し」をされていると感じて母親への不信感がたまっているのかもしれません。

娘が母親を嫌いになる、されてイヤな3つのこと

わたしの個人の経験も踏まえ、この時期の女の子が母親にされると特にイヤなこと、母親のことを嫌いになってしまう3つのこと書いてみました。

思い当たるところがないかチェックしてみて下さい。

①意見を押し付けられる

自分なりに考えて行動していることを「もっとこうしたほうがいいんじゃないの?」と言われること自体、自分の考えを否定されている!」と強く感じるのが思春期の特徴です。

友達関係のこと、勉強のこと、洋服のこと、趣味のことなど、「こうしたい!」と思ってやっていることが、親から見れば「もっとこうしたほうがいいんじゃ、、、」と意見をしたくなるものですが、親が押し付けと思っていなくても、押し付けられていると感じてしまうのがこの時期。

言いたくなったとしてもそこはグッとこらえてできる限り優しく見守ってあげましょう。

②過保護や過干渉な行動

親としては、子どものことはいくつになっても気にかかるもの。だから、気づかないうちに子どもが自分できそうなことまでやってあげてしまっていることもあるでしょう。

しかし、自己を確立しようとしている時期の子供にとっては、親のこの行動が「自分のやり方を否定されているようで腹が立つ」というように自尊心が傷つけられるようです。

例えば、部屋の片付けなどを勝手にしてはいませんか?

親から見れば散らかっているように見えたとしても、もしかしたら、本人なりの決まった置き場や片付けかたなどあるかもしれません。

「子どものため」とはいえど、親の判断で勝手にせずにきちんと本人の意向をまず確認しましょう。

③自分のことを勝手に決められる

日常生活全般のスケジュールなどは、お母さんが主に決めているでしょうか?それとも娘さんでしょうか?

親から自立していこうとするこの時期は、「自分のことは自分で全部管理したい」という欲求が非常に強くなります。

もし、お母さんが主に娘のことを勝手に決めて管理しているようだったらそれ子供の自然な自立欲求の否定感を生み出しかねません。

それは子供の存在を否定しているというふうにも子どもは受け止める為、親に対して大きな反発心を生んだり不信感を招く元になります。

全て、子ども自身が完全に自分で決めるというのは難しいでしょうが、ある程度自分の意思の元、自分の思うようにやらせるということは大事ですし、一緒に相談して本人が求めれば助けてあげるぐらいの距離感にいてあげることが、将来、自分一人で生きていく自信となります。

 

娘との関係を改善するための5ステップ

それでは実際に関係を改善すれための5つのステップを見ていきたいと思います。

ステップ1:日常的に余計な口出し、手出しをしていることに気づこうと意識する

本当に関係を改善しようと思うなら、自分がいつどこでどんなことを言ったりしたりすることで相手が怒ったり不機嫌な態度とったり反抗してくるのかまず気づくことが大切です。

当たり前になってしまっている分、客観的に気づくのは初めは難しいかもしれませんが、地道に意識し続ける努力をしましょう。

ステップ2:気付いたら、なぜ、それを言おうとしたのか(しようとしたのか)考えてみる

しばらくやっていくうちに、「これはもしかしたら余計な口出し(手出し)かもしれない」そう気づくことがポツポツと出てくると思います。それをできたらノートに書き出しておきます。

そして、なぜそれを言おうとしたのか(しようとしたのか)理由を考えてみましょう。理由がわかればベターですが、もし理由がわからなくても構いません。

理由を考える癖をつけることによって、次に同じような状況になったときに一旦冷静になるためのトレーニングをするわけです。

ステップ3:もし、自分が娘の立場だったら、言われたら(されたら)どう感じるか想像してみる

今は親の立場になりましたが、娘と同じ年の頃のことを思い出してみて下さい。今の自分が娘に対して言っていることをその当時の自分が言われたらどう感じるでしょう。

こんな風な視点を持ってイメージすることは、子どもの気持ちを理解するのにとても役に立ちます。

ステップ4:「悪いな」と感じたら、素直に謝る

ステップ1~3を繰り返しているうちに、「余計な手出し、口出し」をしてしまった瞬間に気づけるようになると同時に、子どものそのときの気持ちがリアルタイムでわかるようになってきます。

こうなって初めて親は子どもに素直に謝ろうと思えるものです。

子どもの気持ちがわからないうちは「悪いな」と感じてもなかなか素直に謝れないものです。もし、自分がしてしまった「余計な手出し、口出し」に気づけて、自分のしたことが「悪いな」と感じたら素直に謝ってみましょう。

ステップ5:ときには母親としてではなく、ひとりの人として娘と話してみる

ステップ4まで行動できるようになったら、ステップ5はラクな簡単なものです。

親という役割は横に置いて、少し人生を先に生きている先輩ぐらいの横並びの感覚で娘と話す時間をちょこちょこ持ってみましょう。

基本は聞き役です。子供は親のちょっとした変化に敏感です。
こちらが、相手を一個人として尊重して話しをしようとした態度でいたら本当にわかるものです。

ちなみに、私の娘はいろんな心の内を話してくるようになりました。(もちろん本人の機嫌の良い時ですが。笑)普段はあまり話を聞くのは好きでない私ですが、その時は聞き役に徹するように、そして、ひとりの人として娘に接するように心がけます。

案外そのほうがこっちも気楽な気持ちでいられるので、娘とは程よい距離がとれていて、かつ、お互い言いたいことが言い合えるぐらい仲良くなりました。

まとめ

すぐに関係性が改善されるということは難しいかもしれませんが、ステップを実践して頂ければ何かしらの変化が少しずつ出てくると思います。

実は、娘のことを一個人として尊重できるようになっていくプロセスというのは、親の中に内在する子ども的な要素(インナーチャイルド)に許可を出し、癒していくことに繋がっています。

なぜ、余計な手出し、口出しをしてしまうのか。

それは、親である自分自身も昔、自分の親から同じようにされて育ったからかもしれません。

その時に本当は親に認めてもらいたかったけれど認めてもらえなかった「一個人としての自分」の気持ちが取り残されたまま、今、親としての自分の中にインナーチャイルドとして眠っているのかもしれません。

わたし自身も娘を「一個人として」尊重していくプロセスの中で、自分の中に眠っていたインナーチャイルドの癒しが起きて、長年縛られていた心の重りのようなものから解放されました。

あなたと娘さんそれぞれがより自由で幸せな関係性を築いていけるよう心から応援しています。

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