一悟術

いつも同じ話をすることを恐れない 

同じ人に同じ話をして

話をした後に「それ、前に聞いたよ」と言われたら。

もしかすると、

いつも同じ話をしてしまっているのでは。と落ち込んだり、自分に対して疑心暗鬼になってしまうことはないでしょうか?

「いつも同じ話ばかりしてるよね」と言われてイヤな気持ちになってしまうことはないでしょうか?

「同じ話」をすることは悪いこと、よくないことなのでしょうか?

今回は「同じ話」をする効果について解説します。

同じ話をするメリット

自分の中で「同じ話をしてもいい」と心から思えた状態でいることができれば

むしろ、同じ話をすることにメリットを感じることができていれば、

何度、同じ話をしたとしても、

同じ話をして相手の反応がどうであったとしても、

気持ちが落ち込んだり、気持ちが揺らぐということはありません。

しかし、実際には

話をした後の相手の反応に自分が反応して「失敗したな~」と思うことがあります。

そこで、
これから「同じ話をすること」によって得られるメリットを紹介していきましょう。

一度では相手に伝わらない

一度、相手に伝えたから「伝わっているはず」と思っていたのに

相手には「まったく伝わっていなかった」と思ったことはないでしょうか?

人は一度聞いただけですべてを理解したり、しっかりと内容や意図を受け取るということができません。

それは、自分自身が話を聞く側の立場になれば分かると思います。

  • 重要な案件
  • 命に関わる内容
  • 何かを失う危険性

といったように、話を聞かなかったことによって何らかのリスクを伴う可能性が高い場合、人は真剣に「一字一句」漏らすことなく聞くことでしょう。

もしくは

  • お得な案件
  • 自分にとって有利な内容
  • 心から望んでいた情報

と言ったように、話を聞くことによって何らかの利益を得られる可能性が高い場合、人は真剣に「一字一句」漏らすことなく聞こうとすることでしょう。

しかし、そうでないとしたら相手の話を「一字一句」漏らすことなく聞くということは非常に難しいのです。

相手の状況で伝わらない

そのため相手に嫌われようと、嫌がられようと

本当に相手に伝えたい。というのであれば「何度も話す」ことで伝わる確率は高くなります。

もちろん、

1回目で伝われば一番いいのでしょうが、人に何かを伝えるにあたっては様々な要素が影響を与えています。

  • 自分自身の伝え方
  • 言葉の選び方
  • 言葉の使い方
  • 話す順番
  • 伝えるタイミング
  • 伝える状況
  • 相手の心理的状況

伝える側が
確実に伝わる言葉遣いで、完璧なタイミングで話をしたとしても

話を聞く相手が
話を聞く気持ちがない状況にあれば、伝わることが難しくなります。

例えば、

話をしている最中に、実は相手のポケットの中でスマホに何度も着信や通知が入っていて振動していた。ということであれば、目の前の人の話よりもスマホの状況の方が気になって仕方がない。ということも考えられます。

伝わっているという思い込み

一度でも話をすれば相手には伝わっている。とは限りません。

「伝えた」という事実と

相手に「伝わっている」というのは別物です。

 

「伝える」という意味合いにおいては相手に何度も伝えることの方が重要度が高い。

という認識に変えてみてはどうでしょうか?

問題は最初にも書いたように

同じことを何度も話すことで伝わるという認識だけでいると

話し相手は同じ話をするたびに「しつこいな」と感じてしまい、場合によっては話を聞いてもらえなくなる。という可能性も出てきます。

伝わったかどうかを確認する

自分が本当に伝えたいことであれば、何度も相手に話すことで伝わる。ということになります。

しかし、何度も話をすれば聞いてもらえなくなる。

そこで実行したいのが「相手に伝わったかどうかを確認する」という作業です。

何度も同じ話をするということは、自分の中で相手にはまだ伝わっていない。まだ相手はこの話の情報を知らない。という前提で話をしていることでしょう。

そこで、何か伝えたいことがあったときには「相手に確認をする」という作業を1つ入れるだけで大きく変わります。

例えば、伝えたいことの要点やテーマ、タイトルだけを伝えて「この話、聞いた?」というように確認をしてみる。

聞いていないという答え、質問とはズレた答えが返ってきたら、改めて伝える。ということです。

この確認作業を入れることによって、自分自身への確認にも繋がっていきます。

何度も話せば、自分のものに

同じ話を何度もする最大のメリットは、話に慣れて自分のものになることです。

お笑い芸人さんは同じネタを何回もやっています。

漫才であれば、Mー1グランプリの決勝戦だけを観ると初めてみるネタに見えますが

それまでに同じネタを何度も舞台で披露し、ネタの精度を高めていくことで、より自己一致したネタに昇華していきます。

本当に自分が伝えたいのであれば、何度も同じ話をすることで自分のものになります。

繰り返し伝えることによって、慣れていき、自己一致感が高まりますので相手にも伝わりやすくなります。

 

自己を象徴する存在にも

さらに同じ話を続けて、自分のものにしていくことを高めていけば、いつも同じ話をしている話題が自分自身を象徴するような存在にもなります。

「○○といえば、あの人」というイメージです。

これは自分が伝えたいことをビジネスにおいてブランディングする際には有効です。

いろんなパターンが考えられます。

  • 子育ての悩みといえば・・・
  • 親との関係性で悩んだら・・・
  • SNSマーケティングといえば・・・
  • 畑を始めたいなら・・・
  • お金の仕組みを知りたいなら・・・

文章の以下に続く部分に個人としての名称が入れば、その分野における第一人者という位置づけになれるでしょう。

「ブランディング」というのは、マーケット(市場)においてどのように「認知」されているか。ということです。

同じ話を繰り返すことで認知されやすくなり、ブランディングになるということがあります。

 

ここまでは同じ話をすることのメリットを書いてきました。

ここからは同じ話をしてしまう理由を考えてみましょう。

誰も自分のことを分かってくれない

どうしても「同じ話」をしてしまう理由の一つとして考えられるのは

「自分のことを分かって欲しい」という気持ちが強くあるからです。

これは

自分自身では気づくことができない場合もあります。

原因としては話し相手に

  • 認めて欲しい
  • 気づいて欲しい
  • 寂しい
  • 理解されていない

というようなことを感じていることを

見たくない、認めたくないからかもしれません。

同じ話を何度も繰り返してすることで

「私のことをもっと分かって!」という気持ちがある。

でも、

その気持ち自体は認めることができない。

結果的には

自分が誰かに話したことを覚えていない。

そしてまた、同じ話をする。

といった所に戻ってくるのです。

 

話したことを覚えていない理由

前半で書いたように

相手に伝わるまで伝える。という意図をもって同じ話をするのではなく

無意識に同じ話をするということは

「話をしたことを自分で覚えていない」からです。

どうして以前に話したことを覚えていないのでしょうか?

大切な話、大切な人に伝えたい話、自分の話なのに。

いくつかの理由があります。

自分を大切に扱えていない

最も大きな要因は「自分を大切に扱えていない」ということです。

自分が既に話したことを覚えていない。

思いつきだけで話をしてしまう。

ということは、

自分の思考を大切に扱うことができていないからです。

自分が何を考え、何を発信し、何を相手に伝えたいのかを

丁寧に扱ってあげることが必要です。

これは

自分自身が発信するメッセージに対して責任を持つということになります。

相手任せにしている

相手に伝えたいことが伝わっているかどうかについての責任を

相手に任せ切った状態でいると

自分自身が発したメッセージに対して自分で責任を取らない立場になります。

「ちゃんと伝えたから大丈夫だよね」というだけではなく

自分が発する情報を相手に伝えることが

(相手ではなく)私にとって重要なのだという認識を持てるかどうかです。

相手に任せ切ったコミュニケーションではなく、

自分から主体的にコミュニケーションを取ることによって

確実に情報を伝えることが可能になります。

自分の中で完了していない

何度も同じ話をするのは

一度、話をしただけでは自分の気持ちが満たされていないので

満たされない思いを満たすために同じ話をしてしまいます。

これは先ほどの「自分を大切に扱う」ということにも繋がりますが

本当に伝えたいことなのであれば

伝えたい情報を伝えることで、自分自身を満たしてあげる。

ということです。

満たされることがない状態のままでいるとまた同じ話をしてしまおうとします。

同じ話をしてもいい

同じ話をすることにはメリットがあります。

でも、

同じ話を無意識にしてしまうことは自分を大切にできていない可能性があります。

ということは、

意識的に同じ話をすることで、

相手にもしっかりと伝えたいことを伝えながら自分のことも大切にする。

これにより、

話すこと、伝えることで自分の中の様々な思いをクリアにすることになります。

結果的には

「この人、同じ話を何度もしてきて、しんどい」ではなく

「この人、同じ話を何度もしてきて、本当に伝えようとしてくれている」と受け取ってもらえるようになるでしょう。

 

いつも同じ話をすることを恐る必要はありません。

無意識に同じ話をしてしまうほど伝えたいことが自分の中にある。

その想いを大切にしてあげることです。

無料メールマガジン

メルマガでは、ヒーラー、リーダーによるコラムや公開FAQを掲載しています。
日頃から抱えている疑問点などありましたら、こちらから投稿してください。

お名前(必須)
姓: 名:

メールアドレス(必須)

上に戻る