一悟術

「威圧的な父親・弱い母親」のはざまで育った人が抱えがちな6つの心の闇 

父親が怖かった、母親はいつも父に虐げられていた。

 

そんな家庭環境で育った方はいませんか。

私はそうでした。

 

外でのストレスを家庭で発散する夫、養ってもらっているから逆らえないとビクビクしながら堪える妻子

よくある昭和の家庭像なのかもしれません。

 

しかし「よくあるような家庭だったし、教育のお金は出してもらったし、別に日常的に虐待されていたわけでもない。だからそんなに不幸でもないし、自分は大丈夫。」と思っていても、育った家庭の影響はじわじわと人生に影響を及ぼします。

なんとなく生きづらい、人間関係がうまくいかない、情緒が不安定、パートナーシップが苦手、などという方は、自分の育った家庭の影響を見直してみるのがいいかもしれません。

それがなんとなく思い通りにならない人生を変化させる一歩だったりします。

 

この記事では威圧的な父親・弱い母親のはざまで育った人が抱えがちな6つの心の闇をお伝えしながら、心の闇を軽くしていく方法を提案したいと思います。

 

私の育った家庭環境

 

威圧的な父親・弱い母親、まさにそんな両親に私は育てられました。

父は機嫌がいい時は優しく陽気なのですが、不機嫌になるとピリピリとした空気感を周囲に放ち、彼の気に触るようなことがあると攻撃するように怒鳴る、というタイプの人でした。

彼のイライラは子どもより母に向かうことが多く、母は「お前は俺の言うことを黙ってきいていればいいんだ!」とモラハラまがいのことをよく言われていました。

父がいる空間は(いつお父さんは怒り出すんだろう)という緊張感が漂いました。

母は悲壮感を漂わせながら、時に泣きながら「お父さんは本当にひどい人だ。でもお母さんにはお金がないから離婚できない。どうしたらいいの。」などと、繰り返し私に言い続けました。

私は母を助けたいと思い、父に逆らったりしたこともありました。

しかし逆らったら逆らったで、「あなたのせいでお父さんの機嫌が悪くなってお母さんがひどい目に合うのよ」と言われたりするので、全くもってどうしたらいいのかわからず、父と母の狭間で引き裂かれるような思いをよくしていました。

 

私の心の闇

 

私は小さい頃から訳のわからないもやもやに振り回されることが多かったです。

自分に対し自己評価が低く自分に自信がないので、人の顔色を伺いすぎて疲れていました。

常に疲れているからか免疫力も低く、すぐ風邪を引いたりちょっとした傷でも化膿したりして、体も弱かったです。

思考の80%くらいはネガティブなことで占められており、なんで自分はこんなにネガティブなんだろうと探求していった末に、育った家庭の影響、親からの影響にたどり着いたのです

 

では次の項では、私自身の経験や、長年ヒーリングのクライアントさんたちの親子関係を観察した結果から抽出した、威圧的な父親・弱い母親のはざまで育った人が抱えがちな6つの心の闇をお伝えします。

 

威圧的な父親・弱い母親のはざまで育った人が抱えがちな6つの心の闇

1 無力感がある

威圧的な父親、そんな父親に虐げられる弱い母親という関係性がずっと変わらないという現実を小さな頃から見続けていると、人間はどうせ変われない、という無力感が心の奥底に植え付けられます。

特に父親と母親の関係性を変えようと、母親を守ろうとしたり父親に反抗したりしたけどダメだったという場合は、(自分は何をやってもうまくいかない)という無力感も深くなります。

成長しても小さい頃に育まれた無力感は影響を与え続け、何をしても自分はダメだ、役に立たない、無力だ、というような想いがつきまとうようになります。

 

2 罪悪感を感じやすい

 

子どもは母親の胎内で母親と一体化していた時期もあるからか、無意識に母親を守ろうとする傾向があるように思います。

父親に虐められているように見える母親を救いたい、そう願うものの、救えない。

不幸な母親を幸せにしてあげられないことに対し、罪悪感を感じるようになります。

そして母親を幸せにできないんだったら、自分も幸せになってはいけない、とまで無意識に思い込むようになります。

いいことがあると何となく後ろめたい気持ちになったり、自分が幸せになる未来がイメージしにくかったり、自分は幸せになっちゃいけない存在なんだというような発想が浮かんでくる場合、この罪悪感が影響している場合が大きいです。

 

3 加害者/被害者の発想になりやすい

父親が威圧的で母親が弱者、つまり父親が加害者で母親が被害者、と思い込んで育つと、人間関係において加害者/被害者という見方をしがちになります。

「あんなこと言うなんて、あの人はひどい!」と人を加害者、自分を被害者にすることもあれば、「あの人にあんなこと言わせたのは、私が何か悪いことをしたからなんじゃないか。」と自分を加害者、人を被害者にすることもあります。

人と人とがギクシャクするとき、どちらかが100%悪い、と言うことはあり得ません。

大抵いろんな要素が絡んでいて、見方によって良くも悪くもなります。

究極、悪者などどこにもいないという考えもあります。

 

例えば、私の母は、父のことを完全に悪者にしていましたが、心のことを学んで客観的に2人の関係性を観察してみると、母は無意識に父を小馬鹿にする態度をとっていて、小馬鹿にされていることを父が無意識にキャッチしてイライラして怒鳴る、という一面もありました。

 

自分や人を加害者にしたり被害者にしたりする考えを持っていると疲れます。

加害者/被害者の発想は人間関係において前向きな解決法を生み出しにくいからです。

 

4 威圧的な人を引き寄せやすい/威圧的になってしまう自分がいる

 

生まれた時から威圧的な人が側にいると、威圧的な人がいる環境が自分にとって当たり前になります。

機嫌を損ねるとキレるような父親に対し、母親や子どもはビクビクして、いつも父親の顔色を伺うようになります。

幼少期からビクビクと人の顔色を伺うような態度が染みつくと、威圧的な人を引き寄せるようになります。

理不尽なことで怒鳴られたり、機嫌が悪いと当たってくるような人が人生に現れやすくなるのです。

 

また反対に、父親のように威圧的になってしまうパターンもあります。

厄介なことに、私は人の顔色を伺ってビクビクしながらも、身内には威圧的になるというパターンを持っていました。

父親の態度を無意識に学び、自分のものにしてしまっていたのです。

 

5 前向きなパートナーシップを築きにくい

 

小さい頃からお互いが不幸になるような夫婦関係を親に見せられてくると、異性と付き合うことや結婚に対して恐れや不安を抱くようになります。

結婚したいと言いながらもいい人が見つからない場合、潜在的に異性と深い関係になることを避けているという場合も多いです。

また、この人となら幸せになれると思い、つき合い始めたり結婚したりした場合でも、一緒にいて「身内」となった途端不満を抱くようになるパターンも多いです。

親の夫婦関係ほど顕著ではないものの、「相手が加害者で私が被害者、私はなんて可哀想なんだろう」と思い込んでしまうパターンもよくあります。

でも前述したように、夫婦関係や恋人関係において、どちらかが一方的に悪い、ということはないものです。

もしどちらかが一方的に悪いのなら、本気で関係を精算すれば良いのですから。

 

6 人に振り回される

 

威圧的な父親に怯え、弱い母親は子どもを守る力がある人ではなかった場合、安心感のある子ども時代を送ることができません。

常に緊張感にさらされている、と言っても過言ではないでしょう。

そんな緊張感が日常の家庭環境の中で育つと、緊張感がある人間関係が普通になってしまいます。

そして威圧的な父親が不機嫌にならぬように細心の注意を払ったり、母親がこれ以上不幸にならないように気遣ったりしてきたように、自分のことよりも他人に意識を向けるようになってしまいます。

自分の本音は置き去りに、人に振り回されて生きる人生を生きる羽目になります。

 

心の闇を軽くしていくには

 

6つの心の闇を見ていきましたが、当てはまるものはありましたでしょうか。

昔の私は6つの心の闇、全て持っていました。

そりゃ、人生、生きづらいはずです。

 

心の闇を軽くしていくためにまず私がしたことは、威圧的な父親・弱い母親のはざまにいて辛かった自分の気持ちを受け止めることでした

 

子どもの頃抱いていた辛い気持ちは、「親も仕方なかったんだ」「虐待があったわけでもないし大したことなかった」などと頭で考えて、なかったことにしがちです。

なぜなら、辛い気持ちをずっと持ち続けて生きていられるほど、子どもは強い存在ではないからです。

 

でも大人になった今なら違います。

少なくとも、親に見捨てられたら生きてはいけない子どもとは違います。

 

なので、もし心の闇を軽くしていきたいと思われるなら、できる範囲で小さい頃の育った家庭環境のことを思い出し、その当時感じていた自分の気持ちを感じ直してあげましょう。

気持ちを感じ直すときに出てくる想いをノートに書き出すのも有効です。

 

そうすることで少しずつ、親のはざまで傷ついた心、インナーチャイルドが癒されていきます。

インナーチャイルドは心の闇を作り出すベースとなっている場合がほとんどで、インナーチャイルドが癒されると心の闇が軽くなっていくという構造になっています。

 

まとめ

 

私は自分自身の生きにくさ、生きにくさの要素である心の闇に向き合う過程で、自分と親との関係や親の夫婦関係が自分自身に与える影響の大きさを実感してきました。

私には子どもがいますが、もし親の影響の大きさに気づいてインナーチャイルドを癒すことをしてこなかったら、無意識に親と同じような家庭環境を作り出し、その中で子育てをしてしまっていたかもしれません。

親から受けた影響は、子どもへ、そしてまたその子どもへと、連鎖していくのです。

 

「私の育った家庭環境は私にどんな影響を与えているんだろうか」

そんな目線を持つことで、なんとなく思い通りにならない人生をすっきりさせるヒントが見つかります。

 

もし、自分一人ではなかなかうまくいかないという場合は、ぜひお手伝いさせてください。

 

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