人から嫌われるのが怖くて【自分が出せない】。そんな自分から変わるための第一歩は?

このコラムを読むとわかること
  • 【自分が出せなく】なるような具体的な場面や状況
  • 【自分が出せない】3つの理由とその根っこ原因
  • 自分が出せるようになるためにとるべき最初の第一歩

・こんなこと言ったら嫌われてしまうのでは…

・断ったら、相手の気分を害してしまうのではないか…

そんな不安や心配を感じて、人付き合いに息苦しさや窮屈さを感じていませんか?

いつも相手に気をつかったり、顔色を伺っていては自分が気疲れしてヘトヘトになってしまいますよね。

きっと自分自身に対しても、そんな自分は好きになれないし嫌気が差してしまうかもしれません。

このコラムでは、人から嫌われるのが怖くて【自分が出せない】自分から抜け出すためのヒントをお伝えしていきます。

この記事の目次

【自分が出せない】って感じるときはどんなとき?

あなたが【自分が出せない】と感じるときって具体的にどんなときでしょう?

なんとなく自分が出せてなくて息苦しさや窮屈さを感じてはいるものの

実際にどんな場面で自分が出せていないのか?あまりはっきりとはわかってないかもしれません。

わたし自身も過去の長い間【自分が出せなく】て、人付き合いが苦手に感じていました。

わたしの場合はこんな時だった!という具体的な事例をいくつか書き出してみます。

①苦手なタイプや「怖そう…」と感じる相手と話をしてる時

私は、過去のイジメの体験から女性の集団が大の苦手でした。

そして、そのグループの中心のボス的な気の強そうな女性が本当に苦手でした。

不思議なもので、人の様子をじっくり伺うクセがついてるとそういうタイプの女性がすぐわかります。

「変なことを言って、怒らせないだろうか…」

そういう人と話す時はいつも内心ヒヤヒヤ。

怒らせないようにひたすら愛想笑いで相手の言うことに合わせて会話をしてました。

相手の顔色を伺いながら気を使って話しをしなきゃいけないし、

「怒らせらた怖い!」という気持ちもあったので、もうしんどくてしんどくてたまりませんでした。

②お誘いの返事をする時

これは苦手なタイプなどは関係なく相手が誰であっても、お誘いの返事をするのがすごく苦痛でした。

誘ってもらえること自体はもちろん嬉しい。

でも、予定があったり、その時の体調とか気分によって行きたい・行きたくないってあると思うんですよね。

内心「今日はちょっと行きたくないな、、、」と思いつつも、

「断ると相手に悪いかな?」とか「せっかく誘ってくれたのに、感じ悪いかな?」とか

相手の反応を気にしすぎてグルグル考え込んでしまい悩む。

結局、断りきれず参加して、ヘトヘトに疲れ切ってしんどくなる…

と、こんなパターンが定番化していました。

③自分のプライベートな話題を出す時

職場だと同僚とランチに出かけたり、お弁当持参だと一緒に食べたりすることってあると思います。

その時にプライベートな話しをすることもあると思うんですが

私は「こんなこと言ったら変に思われないかな?」と気にして不安になることが多く

気楽に自分の話がなかなかできませんでした。

だからもっと楽しく話したり、同僚と仲良くしたいと思っていても

自分の中に一枚壁があるような感じがして

いつもどこか空回ってるような感じがしていました。

そんな自分を「なんでもっとうまく話ができないんだろう?私って本当にダメだな…」

とよく責めてしまっていました。

当時を思い返すといろんなところで【自分を出せない】苦しさや窮屈さを

すごく感じていたんだなーと改めて感じました。

あなたはどんな時に【自分を出せない】と感じますか?

なぜ【自分が出せない】のか?考えられる3つの理由

①「他人から評価=自分の評価」になっている

【自分が出せない】状態というのは、とにかく、「他人から自分がどう思われるか?」を一番重要視します。

それは、「他人から悪く思われたり言われることで自分が傷つかないこと」が何よりも大切だからです。

なので、いつも自分を守ろうとする無意識のアンテナを常に張り巡らし、他人からの評価を損ねて自分が傷つかないようにしているのです。

②とにかく自分に自信がない。

自分に対する評価の基準が他人の評価になっているので、何か行動しようとするときや意見を言わなければならないとき、

「それが(他者から見て)合ってるのか?間違ってるのか?」また「人からどう思われるのか?」を常に意識しています。

それは言い換えれば、自分で自分の評価判断ができない状態になっているからです。

自信は、自分で何かを行動したりチャレンジした結果、それを後から振り返って、自分自身で評価判断して初めて身につくものです。

なので、「他人の評価=自分の評価」になっているうちは、自分に自信が持てるようになるには難しいのです。

③ネガティブ思考

例えば、いつも仲良く話してる人に素っ気ない態度を取られて

そのことで「もしかして、嫌われたんじゃないか?」と何日もグルグルとイヤな考えばかりが思い浮かんだり

考え込んでしまうことはありませんか?

他人のちょっとしたいつもとは違う態度や様子を見てネガティブに考えてしまうのは

「他人から悪く思われたり言われてまた自分が傷つくかもしれない」という不安や心配が

引き起こしています。

一旦考えたり悩み出すと自分の中の不安や心配が消えるまで長引いてしまいます。

【自分が出せない】根っこの原因である過去のトラウマ

・「他人の評価=自分の評価」になってしまうこと

・自分に自信が持てないこと

・ネガティブ思考

を、そもそもそれを作り上げてしまう根っこの原因というのが存在します。

それは、幼少期の親との間や友達との関係で、ありのままの自分を受け入れてもらえず傷つくような体験や経験をして

「自分は人から受け入れてもらえないんだ」という刷り込みとなり、それが心の傷(トラウマ)として潜在的に残ります。

その結果、「(ありのままの自分を出すと)他人から悪く思われたり言われてまた自分が傷つくかもしれない」という不安感や恐怖心となって残り続け、影響を与えてくるようになります。

これは同時に、自分の気持ちに素直に従って行動したり、何かにチャレンジしようとした時にも「失敗して傷つくかもしれない」という自信のなさにも影響を与えるようになります。

【自分が出せない】人が、自分を出せるようなるためにとるべき最初の第一歩は?

【自分が出せない】裏側には「傷つくのが怖い」という想いが隠れています。

自分が出せない自分から抜け出して、自分を出せるような自分になるには

その「傷つくのが怖い」という自分の本当の気持ちにまず気がつくことです。

そして、その気持ちに自分自身で寄り添ってみてください。

きっと、過去に自分を認めてもらえずたくさんつらい思いをしているはずです。

もし、思い当たる出来事があれば、

「あのときのことできっと私は傷ついてるんだな。自分を出すのが怖いと思ってるんだね。」

自分自身に心の中で語りかけるイメージを持つといいと思います。

まとめ

【自分が出せない】というのは、決して悪いことではありません。

そうやってあなたは自分自身が傷つかないようにずっと守ってきたんだと思います。

けれど、気持ちの奥底では自然な自分を出して堂々と生きていきたい!という強い思いがあるのだと思います。

それに気づいただけでも素晴らしいことです。

まずは焦らず小さな一歩から。

過去に傷ついた自分に気づいて寄り添ってあげるところから始めていきましょう。

もし、「自分だけでは自信がない…」そう感じるようでしたら

いつもで気軽に声をかけてください。

わたしがしっかりサポートいたしますよ。

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この記事を書いた人

”気にしいさん”(人の目が気になって生きづらい方)専門カウンセラー
セルフイメージ改善の専門家

「人にどう思われるか」気にしがちな人(気にしいさん)の人付き合い・自分自身の悩みの解決になるようなヒント・考え方・方法などを実体験や心理学的な観点から発信している。

自身も元”超絶気にしい”であった。
小学校高学年の時に体験した両親の離別・いじめを機に「どう思われてるのか」いつも気にする性格に一変。常に人目を気にして自分らしくいることができない息苦しさや生きづらさを抱えるようになる。

社会人になることには、人目を気にして自信がなく劣等感とコンプレックスの塊となっていた。

そんな人生と自分自身から脱却するため試行錯誤し、ようやく人目を気にしない堂々と自分らしく生きれる人生と自分自身を手に入れる。

自分らしく生きれるようになっていく過程で、2011年より、昔の自分と同じような悩みを抱える人が自分らしく自由に生きていくことができるようになるための個人セッションを始め、これまでのセッション回数は1500件を越える。

現在は、幼少期のトラウマとセルフイメージの改善を専門にセッションを行い、セラピスト、コーチ、建築士、メイクアップアーチスト、看護士、会計士、教師、主婦、会社員、自営業などさまざまな職種の方とご縁をいただき日々活動をおこなっている。

(著書)
人付き合いは苦手な方がいい〜気にしいさんが自由に楽しく生きるための方法 https://amzn.asia/d/5V8JkhH

(資格など)
◇一般社団法人感情カウンセラー協会認定感情カウンセラー
◇インナーチャイルド専門リーダー
◇エキサイトお悩み相談室カウンセラー
◇ヘテロクリニック提携カウンセラー

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