一悟術

嫌いなことを忘れたいなら、スッキリ忘れて、楽しくて嬉しいことを! 

はじめに

私たちの日常には、嫌な出来事が少なからず発生しています。しかしながら、嫌いなことほど頭から離れず、できることなら、「そうしたことはスッキリと忘れてしまいたい…」と感じたり、「どうにか、嫌なことを忘れる方法を知りたい…」と願うことも多いのではないでしょうか。

仕事にかかわらず、プライベートでも何かに失敗した時、心の中にはモヤモヤした気持ちや、なんとも言えない気持ち悪い感覚を引きずってしまいがちです。しかし、人生で過ごせる時間は限られていますから、嫌なことは忘れて、次のステップに進んだ方がいいに越したことはありません。とはいえ、なかなか忘れることができずに、嫌なことを抱えて生活し、心が疲弊してしまうこともよくあることです。

そこで、今回は、嫌なことを忘れるための方法とともに、忘れる場合に注意しておくべきことを取り上げていこうと思います。

 

1、嫌なことを忘れる方法

 

 

1)早めに寝る。

夜というのは、どうしても不安になりがちで、感情が揺さぶられる傾向があるようです。どんなに安定した状態であったとしても、夜になることで昔の悪い記憶が蘇ってくることもあります。

こうしたことから、日中に感じた嫌な感覚に拍車がかかり、さらに気が滅入るということが起きます。すると、「悩みやすい時間帯」に起きていればいるほど、どんどん答えの導き出せない深みにハマることになりますので、夜更かしをせずに、早めに寝る方法は有効であると言えます。

また、夜遅くまで起きていると、身体的にも疲労が蓄積していきますし、身体的に疲れがある時ほど、マイナス思考になりがちです。嫌なことがあった時こそ身体を休めることを第一優先として、マイナス思考を増長させる夜の時間はなるべくなくし、早めに寝ると良いのです。

 

2)思い切り泣く。

思いっきり泣くことで自分自身の感情を解放して、スッキリさせてしまうという方法があります。しかし、人は自由に涙を流せるわけではありません。むしろ、「泣くことを普段から堪えて生活する」というような生活を送っている人の方が多いでしょう。

そこで、自分が思わずホロリと泣いてしまう作品に積極的に触れるように行動を起こし、楽しみながら、自然に気持ちがスッキリとしてくるような方法はいかがでしょうか。

恋愛ものからヒューマンドラマ、大切な人との別れ、絆、夢、ハッピーエンドで終われる作品もあれば、そうではない作品もあります。小さい頃から知っているアニメーションも、今観ると思わず泣けてしまう可能性があるので試してみるとよいでしょう。

前に見たことがある作品でも、自分自身が置かれている状況や観るタイミングによって感じ方も変化しているので、見直してみることも効果的です。ものは試しに色々と観てはいかがでしょう。

なお、この方法は周りに他の人がいると落ち着かなくなるだけなく、涙をこらえて、かえって疲れる可能性もあると思いますので、一人で取り組むことをオススメします。

 

3)友達と会って、楽しく過ごす。

嫌なことがあったら、気の許せる友達を誘って、楽しい時間を過ごしてみてはいかがでしょう。ポイントは「楽しい時間を過ごす」という点です。

中には、友達に会っても、ずっと愚痴を言ったり、聞かされたりする時間になってしまうこともあるので、楽しい時間を過ごせそうな相手を選ぶことも重要です。

実際に行動する際には、「大切な友達と会っているこの時だけは、楽しく過ごそう」と意識してみてください。どうしても愚痴を言いたくて、我慢できなくなった時は、伝えてもいいと思いますが、あくまでも「楽しく過ごす」ことに意識を向けておくことが重要です。

楽しい時間というのは、自然と明るい表情や明るい声を引き出し、時には笑いを引き出してくれます。すると、いつの間にか嫌な思いや気持ちが癒えるものです。

 

4)嫌なことを紙に書いて、捨てる。

私たちの心は非常に厄介で、「嫌なことは忘れよう」と思えば思うほど、その嫌な感覚や記憶に心をとらわれてしまい、ますます忘れることができなくなることがあります。

逃げれば逃げるほど、追いかけられるような感覚になるのでしたら、いっそのこと正面からとことん向き合ってみることも効果的です。正面から向き合った上で、そのものと決別するような感覚を持てるとベストです。

具体的な取り組み方法としては、「嫌なことを紙に書いて、破って、捨てる」という方法です。この方法は、“紙”と“ペン”があればできるので、あまりお金をかけることなく、気持ち的にもスッキリする方法ですからオススメです。

まず、自分自身の心の中を占領している“嫌なこと”について、具体的(どのようなことなのか)に紙に書いていきます。字は汚くても、表現が激しくても構いません。紙に書くという動作は、自分自身が嫌だと感じていることが具体的に見えてくるだけでなく、心の整理もついてくるので、自然と対処方法が見つかることもあります。

その後、紙に書いた嫌なことを何度かみて(または、読み返して)、その紙を破って捨てます。人によっては、燃やしてしまうという人もいますが、その際には、火の取り扱いに注意して処分しましょう。

一種の儀式のように感じるかもしれませんが、一連の動作を通じて、心の整理をつけて、嫌なことを処理することができるので、オススメの方法のひとつです。

 

5)休日のプランを立てる。

過ぎ去った過去の出来事に、長い時間、心が囚われ続けていると、どうしても前向きな思考が働きません。「過ぎ去った出来事」ですから、終わってしまったことを気にするよりも、これからのことを考える方が何よりも大切であることは、先述の通りです。

そのような時は、前向きな思考を巡らせる方法として、近未来のことを考えるのが効果的です。例えば、一番手軽な方法としては、「次の休日の過ごし方」を考える方法です。実施するかどうかは別として、まずは、次の休日の過ごし方を自由に考えてみるとよいでしょう。

大好きな友達や恋人と過ごすことや、趣味を思いっきり楽しむための計画を練ることも良いでしょう。大切なことは「自分にとって、もっとも楽しい休日の過ごし方」を考える時間を持つことです。

そうしたことを考えている時間は、嫌なことから離れることができますし、実際に考え出した「ベストプラン」を実現することができれば、さらに嫌なこととの距離を取ることも可能となります。

そして、楽しい休日を楽しんだら、「次の休日の過ごしかた」を考え始めるようにしていきます。こうしたことを繰り返すことで、自然と嫌なこととは、距離が取れるようになり、思考の中から消えていくので、オススメしたいです。

 

2、嫌なことを忘れる上での注意

 

 

嫌なことや出来事は、「時間が解決してくれる」という人もいますが、人は“嫌な出来事ほど、よく覚えている”ものです。数十年経過しても、あの時、この時、こんなことがあった、あんなことがあった、と話せる人がいることが、典型的な例でしょう。

こうしたことから、先述の「1、嫌なことを忘れる方法」を取り上げてきましたが、とにかく忘れられればいいという訳ではありません。中には、問題のある「忘れ方」がありますで、それらをいくつかご紹介しましょう。

 

1)“やけ食い”

多くの人が経験したことがあるかもしれない“やけ食い”ですが、好きな食べ物を食べることで感じる幸福感を求める対処方法は、間違いとはいえません。むしろ、美味しいものを食べた時に得られる“幸福感”が、嫌なことにも向き合える力となることもあるでしょう。

しかし、ここで注意しておかなければならないことは、「胸焼けなど体調を崩すほど大量に食べるのは要注意」ということです。人によってやけ食いする品物は異なるかもしれませんが、たとえば、甘いものを大量摂取(やけ食い)することで、体重が劇的に増加し、後々別の意味で、嫌な思いをすることにもなりかねないので、やけ食いの際は、量や質に注意が必要です。

 

2)“悪口や責任転嫁”

「この仕事、嫌だな…」、「この人、嫌いだな…」、「もっと、こうしてほしいのに…」、「どうして、私の責任?」等々の仕事関係に留まらず、自分の欲求に対して、愚痴をいうことはあるでしょう。むしろ、日常のちょっとした不足不満を口に出すことでストレスを解消できるので、次のステップに進むためには有効な手法です。

しかし、人の悪口や相手に責任を押し付けるような発言には注意が必要です。不満を聞かされる相手の気持ちを考えたときに、その人は気持ちがいい話とは思わない可能性があるだけでなく、自分自身の信用や、信頼を失ってしまう可能性があります。すると、巡り巡って、自分自身が嫌な思いをするような状況が出来上がってしまうこともあるので、注意が必要です。

 

3)“たられば思考”

「あの時、ここがダメだったから、次回からこうしよう!」というような、“前向きな反省”をする場面があります。こうした行動や思考は、失敗から学ぶという点で人としての成長を目指せますので、一見、とても良いように思えるかと思います。

しかし、「あの時、こうしていれば…」、「この時、こうしたら…」の部分が大きくなってしまうと問題です。改善策等を模索することなく、過去の出来事ばかりに意識を向けていては、前向きな思考への転換が難しくなるだけでなく、周囲の人々に相手にされなくなる可能性もあります。

振り返って、改善点を探る場合は、バランスに気をつけましょう。

 

さいごに

 

 

嫌なことを忘れる方法はいくつもありますが、どれが一番効果的なのかと問われれば、人によって効果的な方法は異なると言わざるをえません。

それは、周囲の人が理解できないような、嫌なことがあるからです。しかし、周囲の理解が得られなくても、自分自身にとって嫌であることには変わりないことから、結局は、自分でなんとかするしかないといえる状況です。

だからこそ、あれこれ「嫌なことを忘れる方法」を行動することで、自分にあった形での解決方法を見つけていくのです。

しかし、いろいろな解決方法がわかったところで、「嫌なことは避けたい」、「嫌な思いはしたくない」と考えるのが一般的だと思いますので、「嫌なことを忘れる」行動を日常生活に取り入れると同時に、環境を整えていくことにも意識を向けてみてもいいかもしれません。

「環境に意識を向ける」といっても、周囲から与えられる環境変化ではなく、「2、嫌なことを忘れる上での注意点」を参考に、自分自身の意識を変革させていくことで、自分自身の置かれている環境を変化させていくことをさしています。

そして、何よりも大切なのは、「今、何がしたいのか」という“軸”を持つことです。ポジティブな思考を作り上げる上で、「辛いな…」、「嫌だな…」というネガティブ思考を繰り返していては、今まで経験してきた“嬉しい、楽しい記憶”までも手放してしまうことになりかねません。

これからの人生をもっと楽しむためにも、嫌なことは上手に手放して、嬉しくて楽しい毎日を手にすることができるよう、ほんの少しだけ意識を変えてみてはいかがでしょう。

 

人生、忘れることにも重要な役割があったりするものです。

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