「スーツにリュック」にみる変化の受け入れ期間

最近よく見かけませんか?

スーツにリュックの男性。さらに女性の方でもスーツにリュックというスタイルが増えています。

私の住む関西では、朝夕の通勤電車に乗るとビジネスでは定番だったブリーフケースを持つ人が少なくなり

黒色×四角タイプのリュックを背負っている人が多くみられるようになりました。

ちなみに私も、通勤時はスーツにリュックのスタイルが定番になってきました。

さらには、スニーカースタイルも流行っている(流行らせようとしている?)ようですが、こちらはまだあまり見かけないように思います。

「スーツにリュック」の魅力はなんといっても、手軽なコト。

四角いリュックはA4サイズの書類が入り、タブレット端末やパソコンも入る大容量。

両肩に掛けるので、肩や腰への偏った負担が軽減されます。

そして、最も魅力的なのは「両手が空く」こと。

スマートフォンを操作するのに最適な環境です。

この記事の目次

定番が崩れ始めた

「であるべき」という定番が崩れ始めてきました。

数年前までのビジネスの現場では、スーツを着て、ネクタイを締めて、革靴を履き、ブリーフケースタイプの鞄を持つ。というのが当たり前のスタイルでした。

夏であってもスーツを着て、ネクタイをしていないと仕事には行けない。お客様、商談相手の前には出ることはできない。というように、定番をキッチリと決めていることがビジネスを始めるための大前提であったような気がします。

ところが最近は、クール・ビズに始まり、スーツを着ない職業も増えてきました。

よりカジュアルであることで相手との親近感や信頼感が生まれるようにもなってきました。さらに身体的に楽なスタイルであることで仕事の効率をあげるという、見た目の評価ではなく、より本質的な部分に目が行くようになってきたのではないでしょうか。

 

10年の変化

クール・ビズは環境大臣に就任した小池百合子氏が、2005年に内閣総理大臣の小泉純一郎氏から、「夏場の軽装による冷房の節約」をキャッチフレーズにしたらどうかとアドバイスされた。

それ以降、環境省の主導のもと、ネクタイや上着をなるべく着用せず(いわゆる「ノーネクタイ・ノージャケット」キャンペーン)、夏季に摂氏28度以上の室温に対応できる軽装の服装を着用するように呼びかけました。

「クール・ビズ」(COOL BIZ)という表現は、2005年4月に行われた環境省の一般公募によって選ばれ、その年のユーキャン新語・流行語大賞のトップテンに、選定されています。

(Wikiペディアより抜粋)

 

2005年に提唱されたクール・ビズは今年で13年目。10年以上の時を経て日本でも定着してきました。

ちなみに初代iPhoneが発売されたのはその2年後の2007年1月。アメリカで発表されました。

徐々に受け入れられる新しいスタイルへの変化

2005年に始まったクール・ビズは10年以上の時を経て日本のビジネスシーンに定着し、今ではノーネクタイが当たり前、ポロシャツで仕事をしている人にも違和感がなくなっています。

ビジネスでの服選びは、スーツ選びからより働きやすい、動きやすい服選びへと変わってきました。

初代iPhoneが米国で発売されたのは2007年6月。日本上陸は2008年7月からで今年で10年目を迎えます。

総務省「数字で見たスマホの爆発的普及(5年間の量的拡大)

上記のレポートでは、スマートフォンの普及率の推移が分かります。

2010年 9.7%

2011年 29.3%

2012年 49.5%

2013年 62.6%

2014年 64.2%

2015年 72.0%

2016年 71.8%

 

2010年からの6年間で約8倍に普及率が増えています。

当初は日本人の10%だった普及率が、7割を超えるようになってきました。

特に最初の4年間の成長率には目を見張るものがあります。

最近では、スマートフォンは誰もが持っている携帯電話のスタンダードですが、普及率が50%に到達する2012年ごろまではスマートフォンに対する一般的な認識を思い出してみてください。

 

急激な変化は受け入れ難い

スマートフォンは「よく分からないもの?」というような懐疑的な印象が多数を占めていたのではないでしょうか?

以前からのタイプの携帯電話(ガラケー)を所持していた人は、目新しいスマートフォンよりも、今使っている携帯電話の方が

「ボタンの操作感もあって使いやすい」

「画面のボタンを押すなんて、操作を間違えそう」

「よく電話をするのに、バッテリーの持ちが悪そう」

というように、スマートフォンに対してネガティブなイメージを持っていた方は多かったかもしれません。

すべてのものが当てはまるということではありませんが、日本では新しいものが日本人にとってのスタンダードとなり、一般に受け入れられるようになるまでの期間は約10年かかっています。

 

早すぎる変化は批判を生む

最近話題の新しいものの一つに「仮想通貨」があります。2017年初頭までは知る人ぞ知る。というような存在でしたが2017年後半の爆発的な価格上昇の効果により、一般的に認知される存在へと急激に存在感を出してきました。

先日起きたコインチェックの資金流出問題でさらに話題性は高まってきています。

爆発的な価格上昇という変化、そして一般認知度の速さという急激な変化は、批判的な意見や感情を生み出しやすくなります。

事実かどうかは別として「仮想通貨はバブルだ」と警告を鳴らすコラムニスト、評論家は多数います。

仮想通貨の例では、変化についていけた人は多くの利益を得ています。ついていけなかった人はあたかも損失を被ったかのように感じてしまいます。

 

変化を望む、あなたの変化のスピードは?

ビジネスパーソンのスタイル、スマートフォン、仮想通貨。というように、一般的な価値観の変化、世間の変化、流行の変化を書いてきました。

どれも変化し、受け入れられるまでには一定の期間がかかっています。そして、早すぎる変化は時に批判的な意見や感情を生み出すこともあることはご存知のことと思います。

では、あなた自身の変化についてはどうでしょうか?

多くの人は「変わりたい、より良くなりたい、成長したい」というように現状を変えて、新しい自分になることを望んでいます。

変化を望んでいるあなた自身の希望は、

今日明日、もしくは1週間以内くらいの変化を望んでいませんか?

 

強烈な体験や出会いによって一日で劇的に変化する。ということはあるかもしれません。

ドラマや小説の中で、主人公は劇的な変化、劇的な出会いを体験し、物語は大きく変化し始めます。

しかし、実際のあなた自身の人生の中でそのような変化が訪れた場合。果たして受け入れることができるでしょうか?

いま、お手元にあるスマートフォンは世間に受け入れられるまでに約10年の年月を必要としました。

あなた自身がスマートフォンを受け入れるまでの時間はもっと短かったかもしれませんが、iPhoneの日本上陸時にソフトバンクショップに並んだという人は僅かです。

さらに、急激な変化は批判や感情的な対立を生み出しやすくなります。

あなたの中で、もしも急激な変化が現れた時、その変化を受け入れられないものとして「拒否」してしまっている可能性はないでしょうか?

 

変化への思いは矛盾

人は変わりたいと強く願いながらも、実際に変わってしまうことには強い抵抗を示すことが多々あります。

「変わりたい」と願い、実際に変わったとしてもその現実を受け入れることができません。

また、「変わりたい」と願い、実践を続けることで、変わったとしても微小な変化であればあるほど、「変わった」という事実からは目を背けてしまいます。

人は変化に対する渇望と同時に、変わりたくないという矛盾を常に抱えています。

 

徐々に変わる結果を受け入れる

現時点で過去を振り返ることで、トレンドの変化を知ることができます。

しかし、トレンドの渦中にいると変化を感じ取ることは非常に難しくなります。

人間の細胞が分裂を繰り返すように、あなた自身とあなたの周りでは微細な変化が起こっています。

微細な変化を知り、感じ取ることは困難です。しかし、その積み重ねによって現出する結果を感じ取ることは可能です。

変化を望むあなたと、変化を受け入れられないあなた自身。

2つの存在を認識すれば、あなたに訪れている変化にも気づきやすくなるはずです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ヒーラー、カウンセラー

対面での提供サービス
バーストラウマとインナーチャイルドを取り扱うヒーリング、感情カウンセリング

神奈川県を中心に対面の個人セッション(ヒーリング、カウンセリング)を実施しています。
ヨネイカンと直接会ってセッションを受けたいという方は、ホームページからお問い合わせください。

【ホームページ】
自分らしく生きる学校(https://kanyonei.com)

【執筆者プロフィール】
自分らしい生き方をビジネスでも実生活でも実現したい。
そんな思いを実現していく中での気づきを中心に書いています。

経営者としての日々を過ごし、現在はヒーラー、カウンセラーとして活動をしています。
以前までは、ビジネスで成功して稼ぐということは「自分を犠牲にすること」と思っていました。
頑張って、頑張って、頑張った末に得られた成果にこそ意味があると思っていたのです。

頑張る世界観の中での生き方から、毎日を楽しみながら、自分らしく生きる道があることを知りました。
まだまだ道半ばではありますが、わたしの経験や気付きをシェアすることで皆さんに少しでもお伝えできるものがあれば嬉しく思います。

【ホームページ】自分らしく生きる学校(https://kanyonei.com)

【YouTube】自分らしく生きる学校 @Youtube

この記事の目次