“やる気スイッチ”をONにする方法と手段

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はじめに

勉強や仕事、家事やダイエット等々に取り組んでいれば、やる気の出ない時というのは必ずあるものです。

「やらなければならないことがあるのに、全く手につかない」、「苦手意識、面倒臭さが出て、先延ばしにしている」、「周囲(上司やお客さん)に怒られて、立ち直れなくて気乗りしない」等々、やる気を出して進めたいと思っていても、なかなか、やる気が出ないと感じている人は少なくありません。

さらに、やる気が起きない自分自身に苛々して、なんとも言い表せないような“罪悪感”に蝕まれて八方塞がりのように感じて心を塞ぎ込んでしまうと、実際生活においても塞ぎがちになるかもしれません。そうなってしまうと、“やる気を出す”以前の問題になってしまうので、常日頃から、自分の心の状態に注意しておくことも大切です。

そもそも、やるべきことがあっても、やる気が出ない…。と感じる原因には、自分自身の置かれている現在の状況もさることながら、周囲の人や環境、時期等々、いろいろなことが考えられます。

なかでも、多くの人に共通していることとして、目の前のことだけに思考が集中してしまって、視野が極端に狭くなっていることが考えられます。ですから、まずは、広い視野をもって、客観的に眺めてみることから始めてみることも大切です。

実際に、自分自身のことを客観的に眺めてみると、「もともと、やりたく無いことだった」、「そもそも、やる意味がわからない」、「達成感が感じられない」、「こんなやり方で、うまくいくとは信じられない」等々のネガティブなイメージが浮かんでくるかもしれません。

しかし、ネガティブなイメージが湧いてくるのであれば、次の作業は簡単です。

出てきたネガティブなイメージをポジティブなイメージに転換する作業です。後々の“やる気”に繋がるとともに、モチベーションを保つ方法として活用できるでしょう。

とはいえ、ネガティブをポジティブに変換(転換)させるには、時間もコツ(練習や訓練)も必要になってくることから、誰もが“簡単に”できることではないかもしれません。

そこで、今回は、頭の中でネガティブをポジティブに変換(転換)させていくコツではなく、実際に身体を使って“やる気”を芽生えさせる方法をいくつか紹介していこうと思います。

やる気スイッチの正体

“やる気”という言葉を聞くと、何かに精力的に動こうとする時に発する強いエネルギー的なイメージを持ちますが、正確には、「何かをしようとする積極的な気持ち」(「新明解国語辞典」)という意味合いになるそうです。

“何かをしようとする時”という部分に注目すると、何かをしようとする気持ちが向上していなければ、積極的な気持ち(やる気)が出てこないというように理解することもできるわけですから、積極的な気持ち(やる気)を出すためには、何かをしようとする時の“動機”や“きっかけ”に対する心のレベルが大切ということになるでしょう。

好きなことや、積極的にやりたいことに気持ちが向いている時には、多少大変な状況であっても、喜びや楽しみといった前向きな感情が、積極的な気持ちに火をつけて、意欲的に物事に取り組めるのかもしれません。

一方で、嫌なことや、やりたくないと感じていること、進歩が自分自身で感じることができない時には、何かをしようとする時に発する“動機”や“きっかけ”、“強い積極性”なども失われがちです。

また、私たちの多くが自分で決めたことに価値を見出す傾向が強いので、「やらされている…」と感じた時には、やる気以前の気持ちも失われているかもしれません。

とはいえ、物事をやり遂げる意義を感じて、嫌なことだと認識していなくても、その日の体調などによってやる気が失われていることも多くあります。実は、「やる気」には繊細な面があり、身体が疲れていたり、ちょっとしたストレスや気になっていることがあったりすると、「やる気」のバロメーターは下がってしまうものです。ともすると、私たちの心と身体は密接に関係していると捉えることができるでしょう。

逆にとらえれば、身体からのアプローチをしてあげることで、心にスイッチが入りやすくなるとも考えられます。“やる気”がでないからといって動かないでいると、ますます心のスイッチが入らず、ますます“その気”にならない…というループに陥ってしまうことが多くあります。ですから、やる気を出したいと思っているのであれば、まずは“動く”ことに注力することが大切になります。

やる気スイッチをONするために

では、やる気を出すためには具体的にどのような方法があるのでしょう。簡単にできるものから紹介していこうと思います。

身体を動かす

先ほども触れてきましたが、身体を動かすことで心にスイッチが入ります。近所を歩いてみたり、掃除や家事をするなど、なるべく身体を動かすことに意識を向けてみましょう。運動をすることが好きな人は、少しハードな筋トレをするのも効果的です。

もしかしたら、身体を動かすこと自体が面倒で…と思われている人も少なくないと思いますので、いきなりハードに動くよりも、日常の些細なことに対して“身体を動かす”ことに意識してみてはいかがでしょう。次第にやる気が湧いてくると思います。

大きな声で、自分を励ます

恥ずかしくて…バカばかしくて…と感じる人もいるかもしれませんが、誰かが自分を励ましてくれているようなイメージで「〇〇(自分の名前)、頑張って!あと少しだよっ!」、「◯○(自分の名前)なら、きっとできるし、大丈夫だよ」と大きな声で言ってみましょう。

声を出すことで身体に刺激がいきますし、客観的に自分を捉えることができるので気持ち的にもスッキリした感覚を味わえることでしょう。

また、自分ではない誰か(友達や親族等)が応援してくれているような感覚を感じることで、物事を前向きに取り組めるようになるので、「よし、やってみよう」という気持ちが湧いてくると思います。

姿勢を伸ばして、しっかりと立ってみる。

ずっと同じ姿勢で、ずっと同じことを考え込んでしまうと、身体は縮こまってしまってしまいます。そうしたことが続くと、やる気自体がどんどん喪失していてしまいます。

適度な休憩を挟むことも有効ですが、多忙になってくると、適度に休憩を挟むこともできない現実に苦しんでいる人も少なくありません。そこで、一区切りつくタイミングや、ちょっとした隙間時間に姿勢を正すことに意識を向けてみてはいかがでしょうか。

デスクワークが多い人でしたら、一度座り直してみたり、背筋を伸ばして姿勢を整えてみる動作を取り入れてみると、不思議とモヤモヤしていた気持ちがスッキリすると思います。

今日やることを”書き”だしておく。

終業後もしくは、始業前の時間を活用して、今日やることを箇条書きにしておくと“やる気”が湧きやすくなります。手帳やメモ帳を活用する人もいれば、最近では携帯電話のToDoリストを活用する人が多くなってきているようです。

活用するものは、自分に合ったスタイルで合わせていけばいいと思います。ポイントは、箇条書きすることです。書き出すことでそのものの優先順位を確認できるだけでなく、今日1日の流れを考えることにつながっていきます。また、「これだけやればいいんだな」と視覚的にもわかりやすくなるので、気持ちの整理にも活用することができるでしょう。

そして、箇条書きしたものをクリアしたら、花丸を描いたり、チェックを入れたりすることで達成感も味わえることで、次への活力を感覚的に味わえるようになるでしょう。

なりたい自分をイメージする

5年後、10年後の自分はどのような自分になっていたいのかをイメージしてみることも有効に働きます。「理想の自分なら、どのように物事を処理しているだろう」とイメージしてみることも大切な要素になるでしょう。

身だしなみや食事など、仕事に臨む自分や家庭での自分の姿をイメージして、そのイメージの自分になりきったつもりで、行動してみてはいかがでしょう。今を起点にして未来に向けて進んでいる気持ちになることは、ワクワクするものですし、不思議と意欲も湧き起こってくるものです。

さいごに

周囲から「やる気を出せ!」「やる気が感じられない」と叱責されたところで、突然、「やる気に満ち溢れた自分」に変身することはできないでしょう。仮に、やる気があるように振る舞うことはできても、精神­­­­­­­­的に疲弊してしまうのは自分自身の“心”です。できるならば、自分の心が疲弊したり、削られたりしていくような場面は避けていきたいものです。

私たちはその日のコンディション(身体・天候・気候)によって、どうしても“やる気が出ない”ことや、やる気が沸き起こらないことがあります。

些細なことでも、“やる気”という気持ちは低下してしまう繊細なものですから、「やる気が出ない自分はダメなんだ…」と思い悩む必要はありません。むしろ、「今日はやる気が出ないな…ど­­うしたんだろ」と自分自身と向き合うことで、次の手段を模索していくきっかけになるので、とても尊いことだと受け止めていただければと思います。

とはいえ、どうしてもやる気を出す必要がある時ばかりの日常です。

そうした時には、自分自身の“心”にビシバシ鞭打つことはやめて、「2、やる気スイッチをONするために」を参考にした、身体からアプローチする手法をもとに“やる気”を育て、心のスイッチ(やる気スイッチ)をONしてみてはいかがでしょう。きっと、これまで気がつくことができなかった“新しい発見”に出会えるかもしれません。

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この記事を書いた人

1980年11月、千葉県生まれ。

1999年4月、建築設備業(空調設備・給排水衛生設備・修理、保守管理)の会社に入社。在籍中は、現場監督・営業職・社内経理等を担当。専門技術者として経験を積む。

2010年4月、民間の社会教育団体に入所。前職の経験を活かしつつ、”心の働かせ方”について学ぶ。さらに、「心の働かせ方・考え方」に関するセミナーを全国約1,200会場、講師として経験する。同時に、企業向け情報誌の執筆や経営者を対象に心の経営指導にも従事した。

2017年6月、これまでの経験を活かしつつ、多くの方々と共に”心”の勉強をしていく為の場所として「NextStage(ネクストステージ)」を立ち上げる。現在の活動拠点は、神奈川県三浦市、千葉県南房総市、熊本県菊池郡に置いている。また拠点に関わらず、連絡を受ければ全国何処にでも行動する瞬発力をもって、活動展開をしている。

HP:https://nextstage-iida.amebaownd.com

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