やる気のスイッチはどこにある?気分の浮き沈みに効く薬
コントロールできない気分の浮き沈みに振り回されることはありませんか?
やる気がある時はいろんなことがうまくいきそうな気がしても、なんだかやる気が出なくてなにもする気分になれない、そんな時にはやる気のスイッチってどこにあるんだろう?なんて思ったりしますよね。
そんな時に調子のいい状態に戻ろうとすると余計に重さを感じたり、思考ばかりが働いてうまくいかないものです。上手にやる気のスイッチを入れるおすすめの方法をご紹介します。
やる気のスイッチを入れるポイント
なんとかしようとするのは頭で考えている「思考」です。考えれば考えるほど抜け出せなくなってくることが多いのではないでしょうか。
考えるより行動せよ、なんて言葉もありますが、思考が働き過ぎた時は動きづらくなるものです。
なんとかしたいと考えるときこそ、思考に寄りがちになるのを避けるために実際に身体を使うこと、五感への刺激でリフレッシュできることがおすすめです。
また、がんばって動こうとするのも「思考」です。思考に寄るのは避けたいところなので無理に動こうとせず、今はこれでいい、仕方のない、と諦められることや開き直れることもひとつのポイントになります。
やる気のスイッチの入れ方
① 運動をする
スタジオやジムに行ってもいいし、武道やダンスなど習ってもいいかもしれません。ジョギングやウォーキングもいいですね。
家の中でする運動もいいですが、環境が変わると気分が変わるので外での運動を選択肢に入れてみてください。
②初めての場所を散歩する
いつも歩かない道を歩いたり、行ったことのない街やお店に行ってみてください。距離が近くても初めての場所は刺激的です。一本いつもと通りが違うだけで別世界が広がっていることもあります。
下調べをする遠出よりも隣町にふらっと行く方が気軽に行ける分、感覚的になれておすすめです。気ままに歩いてみてください。
③家事
部屋は自分の内面とはよく聞きますが、部屋がすっきりしていると気分もすっきりしますよね。片付けや掃除をしてすっきりしてみましょう。
また、バランスよく感覚を使う料理は気分転換におすすめです。作るのが好きな人はぜひ。
④マッサージや半身浴
身体のケアは心のケアにつながります。疲れている時や緊張している時はやる気なんてでないもの。
マッサージをしたり、半身浴をして凝りや冷えをとってみてください。深呼吸やストレッチも良いです。
⑤美術館やライブに行く
五感の刺激と普段触れない世界観の刺激は気持ちを明るくしてくれます。気になったものがある時は足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
⑥それでもダメな時は…
なかなかやる気が出ない時に避けたいのは思考に寄って抜けられなくなってしまうことです。抜けられなくなるくらいなら、ここは思いきって寝てしまいましょう!
取り入れやすそうなものはありましたか?
ちょっとやる気が出ないなと思った時は無理せず休憩を入れるとスムーズにやりたかったことに取りかかれるかもしれません。
気軽にできそうなものからお試しください。
心の鉛の正体
そもそもやる気が起きなかったり、なんだか重たい感じ、気分の浮き沈みはどうして起こるのでしょうか?
嫌なことがある、気がすすまないことがあるなどの浮き沈みの原因が明確に分からない場合は心の深いところに原因がある可能性が高いです。
心の深いところにある気分の浮き沈みの原因はトラウマです。トラウマにはバーストラウマ・インナーチャイルドがあります。この言葉、書籍も書店に並び、聞いたこともある方も多いかもしれません。
バーストラウマは胎児の時から生後3ヶ月の間の満たされなかった想いや傷です。
産道を通る苦しさや母親とすぐに離される悲しみ、胎児の時に母親が感じているストレスなどが原因になります。この時に感じた悲しみや苦しみが心の傷になります。
インナーチャイルドとは成人するまでの満たされなかった想いや傷のことです。
主観で作られるのが特徴で本人がどう感じたかが影響し、一般的に恵まれた環境だったかどうかは関係ありません。バーストラウマも主観によるものですがインナーチャイルドの方がその傾向は強いです。
例えば大人に叱られたことを自分の存在を否定されたと勘違いしてついた傷、やりたいことをできなくて積もった我慢、人と比べられたと感じた時の劣等感など傷や想いがインナーチャイルドになります。
傷や満たされなかった想いは心の深いところに沈んでいきます。
沈んだトラウマは心の中で鉛のように重たくなって私たちを引っぱります。それは鉛をつけて海を泳ぐ感じです。
たまに海面に浮上しますが鉛をつけていることに変わりません。この鉛がやる気の出ない感じや浮き沈みのひとつの原因です。
また、トラウマは人格形成に大きな影響を与え、性格だと思っていた気質はトラウマで形成されたものだった、なんてこともよくあります。
トラウマを軽減するためにはヒーリング、カウンセリング、修行、瞑想、退行催眠などの方法がありますが、根本的に解決したい場合はトラウマを癒すことも検討してもいいかもしれません。
一悟術ヒーラー/感情カウンセラー
中学時代から「本当の自分」がよくわからないと自覚するようになり、自分らしい自由な人生・自分の能力を生かして生きることを人一倍願いながらも「好き」という感覚すら分からずに、答えが見つからない不安な日々を過ごす。
学生生活終了後、答えを探すように数年間のノマド生活を経験。アメリカのオーガニックファームでのファームステイから始まり、農業、山小屋、オーガニックな飲食店など主に自然を近くに感じられる仕事をしながら北海道、富山、鎌倉、京都、熊本、沖縄などを移動。
現在は過干渉な母から自由になった経験や学校生活で失った本来の自分を取り戻した経験を生かし「自然体で自分の能力を生かして生きる」ことをサポート。
ちょっと変わった経歴や持ち前の自由さを生かして常識や囚われの先にある新しい世界へたくさんの人を案内している。