「今日はもう夕ご飯作りたくない!」とうんざりしてしまうときのやる気のだし方

毎日の夕食づくりに対して、「もう夕食のことを考えるのも面倒臭い」、「今日は本当に作りたくない」とうんざりしてしまう日はありませんか?

私も、一時期、夕食作りが嫌で嫌で仕方のない時がありました。

思えばそれは、仕事をしておらず、子育てと主婦業に専念している時でした。

よく考えたら、子供達は保育園や幼稚園に行っていたり、昼間はそれなりに時間はあったのですが、とにかく夕飯のことを考えるのが嫌で嫌でしょうがありませんでした。夫に対して「毎日毎日同じようなご飯作りばかりで、本当にもう嫌だ!」とブチ切れてしまう日もありました。

時間的には、ある程度余裕のありそうな中で、どうしてこんなに食事作りが嫌だったのでしょうか。

今回は、そんな嫌で嫌でたまらないと思ってしまうことのある、夕食作りに対して、少しでもやる気を出す方法をご紹介していきます。

この記事の目次

1.「夕食作り」をひとかたまりの大きな嫌なものとして捉えている

「夕食作り」をひとかたまりの大きな嫌なものとして捉えている

「夕食作り」ですが、実は、この作業の中には、いろいろな小さな作業が積み重なって存在しています。

たとえば、その中に、何か一つとても苦手意識のある作業や、嫌だなというポイントがあった場合、それひとつあるがために、夕食作り全体をとても嫌なものに感じてしまうという場合があります。

私の場合、特に嫌だったポイントとしては、時間へのプレッシャーでした。

夫が勤務の都合上、平日帰宅するのが夕方5時ごろだったり、または家にいて食事を取る場合、とにかく、帰宅してすぐ食べたい、または、夕方も早い時間に食べたいというタイプの人だったために、5時に食べられる状態にするには、遅くても4時ごろから夕食のことをやり始めないと間に合いません。

買い物に行ってない場合は、遅くてもおやつどきの3時くらいから動き出さないと間に合わない、という変なプレッシャーがあり、それがとても嫌でした。たとえば、午前中は家の片付けなどをして、ママ友とランチなど行った場合、そのあとにゆっくりお茶もしてられない、、、というような感じでした。

なので、夫に対して、今日はご飯の準備は夕方6時すぎるよ、とか、5時に間に合いそうにないよごめんね。などと、気を使って連絡したりしていました。(完璧主義の主婦を目指してしまう変なところがありました)このやりとり自体も、嫌でプレッシャーになるところがありました。

皆さんは、夕食作りの中でこれは、嫌だなというポイントは何か考えつくことがあるでしょうか。

2.「夕食作り」の作業を細分化してみる

「夕食作り」の作業を細分化してみる

さて、その嫌なポイントを探る場合に、夕食作りの作業を「細分化」していくと実はいろいろなメリットがあります。

まずは、作業を細分化することで、手の空いた隙間時間に、ひとつひとつ作業をこなしていくことができます。

例えば、私の例のように、夕方早い時間に食べたい!という旦那さまがいた場合、出かける前に、野菜を切っておく、お肉に下味でもつけて冷蔵庫にいれておく、など、食べる直前にはあまり手間のかからない状態にしておくことができます。

また作業を細分化すると、これは嫌だけど、これは好きとか、夕食作り全体が嫌なものでなく、ひとつひとつに対して、向き合いやすくなっていきます。

例えば、まず簡単に夕食作りを大まかに細分化していくと、

・献立を考える

・買い物する

・台所で料理する

・盛り付けて食卓に出す

くらいでしょうか。

ボリュームはそれぞれ違うかもしれません。

また、これらもさらに細分化はできそうです。

この中で、皆さんはどの部分が特に嫌だなと思いますか。嫌だと思う部分を何か特定できたら、どうして嫌なのか、なぜ嫌のか、どこが嫌だと思うのか、少し見つめてみましょう。そうする過程で、気持ちが少しふと軽くなるような瞬間があるかもしれません。

・献立作り

献立作りに頭を悩ませる方は多いのではないでしょうか。毎日のことで、家族の好き嫌いもありますし、自分の気分もあります。栄養のことだって気になります。

それらを全て考慮して完璧な献立を考えることはとても大変です。

例えば手を抜ける方法としては、365日分の献立の乗った料理本を買うとかです。または、料理本の最初から順番にとにかく美味しそうなものを作っていく、などもあるかもしれません。

考える手間が省けるならこれだってありです。

・買い物をする

それから、買い物も大変な場合もあります。何日分かまとめて買うと結構な量になりますね。

買い物への負担を減らす方法としては、事前に買うものをリストアップしておく、とかネットスーパーを利用する、などでしょうか。

・台所で料理する

台所で料理する

調理の過程を細分化すると、ここはとにかく色々とありますが、工夫のこらせる部分ではないでしょうか。

先程の夕方早めに食事の準備が必要な場合、料理の工程を細分化し、ちょこちょこしておくことで、夕方の準備が楽になります。

また、調理器具を工夫したり、お気に入りのものにすることで、気分をあげたりすることもできます。

良い包丁を買う、良いお鍋を買ってみる、そんなことでもやる気はアップしそうです。

・盛り付けて食卓に出す

盛り付けて食卓に出すという段階はどうでしょうか。

もしかしたら、テーブルが散らかっていて、その片付けをまずしなければいけないので、やる気がなくなることもあるかもしれません。

テーブルの上の物を料理前に片付けておく、または、子供に片付けをお手伝いとしてやらせる、など工夫することもできそうです。

とにかく、「夕食作り」というものを細分化してちょこちょこと作業できるようにするだけでも、心理的な負担は減りますし、それに対する対策も考えやすくなります。

3.夕食作りに関する固定観念がありそれがやる気を阻害している

夕食作りに関する固定観念がありそれがやる気を阻害している

また、夕食作りに関する固定観念という言葉を聞いて、どのようなことが思い浮かびますか?

ヨーロッパの夕食は、火を使わないことも多く、パンを切りチーズやハムを並べそれで終わり、のような簡単な食生活があると聞きます。

東南アジア圏の食事などは、朝から外食が当たり前という国も多いようです。

日本での一般的な食事に対する考えはどのようなものでしょうか。

家で食べるお母さんの手作りの料理が一番おいしい。

自炊が経済的である。

お惣菜や冷凍食品を使うなんて、愛情が足りないような気がする。

また、特定のスタイルの食事でないと、病気になったり、健康を阻害するので、絶対にこうじゃないとダメというこだわりがある。

などなど、こうじゃないといけないという固定観念を知らず知らずのうちにお持ちではないでしょうか。

気が重くなってしまう原因として、何かの固定観念に縛られて、いつの間にか自分の首をしめている、、、ということがしばしば起こってしまいがちです。

外食することへの罪悪感や、手抜きすることへの抵抗が強い場合もあるでしょう。

主婦であることと食事作りと自分の存在価値などを結びつけている場合も苦しむこともあります。

自分を縛り付けている固定観念はどのようなものがあるでしょうか。

自分が食べて美味しいと思うものならいいじゃないか、、とか、たまには、外食でも全然いい、お惣菜ですませたっていい、なんなら1食くらい食べなくても水分を取っていれば死ぬわけではない、、、というような柔軟な思考も重要です。

根深いものを扱いたい場合は、どうしてその固定観念を自分が持っているのか、立ち止まって見つめてみると新たな視点が見えてくるかもしれません。

その根深いものが、どこからきているのか自分ではよく分からない場合などは、リーディングする人に相談したり、固定観念自体をゆるめたい場合などは、ヒーリングを受けてみると、自然にスムーズにゆるんで行くことが多いです。

4.まとめ

まとめ

夕食作りが嫌な時、細分化してみて何が一番嫌なのか見つめて見ましょう。

嫌な要因を探しだし、嫌だという気分を感じてみるだけでも、ふとやる気が湧いて来たりします。

また、作業自体を細分化することで、夕食作りの負担を減らし、工夫することができたり、いいアイデアが浮かんだりします。

食事作りに対する固定観念も緩めて行きましょう。自分の持っている固定観念に気づくだけでも、固定観念の枠は少しずつ緩んで行きます。

完璧主義にはまらないようにすることで、料理へのやる気や楽しさを増やして行きましょう。

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